国宝 平等院鳳凰堂中堂・両翼廊(南・北)・尾廊 (京都府)


平等院鳳凰堂(単立)
中堂・両翼廊(南・北)・尾廊
国宝
1053年(天喜元年)

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(歴史)

9世紀末頃、源融が営んだ別荘だったものが、宇多天皇に渡り、天皇の孫源重信を経て、時の権力者である関白藤原道長 のものとなる。そして1052年にその子頼通が仏寺に改め、平等院としたという。
 その翌年1053年には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶した。 この鳳凰堂は本尊阿弥陀如来像を安置する中堂、 左右の翼廊、中堂背後の尾廊の4棟からなり、それら4棟が「平等院鳳凰堂」として国宝に指定されている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この日は一日で醍醐寺とこの平等院、そして宇治上神社を拝観した。当時は意識して国宝建造物を巡っていた訳ではなかったのだが、 知らず知らずにこの平等院や醍醐寺五重塔、宇治上神社本殿拝殿など、数多くの国宝建造物を拝観していたようだ。 しかもそれぞれが 京都でもトップクラスに古くて貴重なものばかりである。 京都市内中心部から少し離れたこの宇治エリアは、応仁の乱の 被害が市内中心部よりも比較的少なかったのだろうか?
 平等院は、この鳳凰堂はもちろん、鳳凰堂内部の国宝阿弥陀如来座像や、平等院ミュージアム内に展示されている国宝の扉絵、梵鐘、雲中供養菩薩像 など、非常に見どころが多く、京都でも指折りの歴史のある寺院である。


初回訪問日&撮影日 2010年03月27日

(※国宝建造物撮影ポイント)
 正面をはじめ、色々な角度から自由に撮影可能


アクセス
JR奈良線「宇治駅」下車徒歩10分

京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車徒歩10分

駐車場 近くに民営駐車場があり。

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
周辺道路は混雑することが多いので、
公共機関で来るのがおすすめである。

京都府宇治市宇治蓮華116


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