縁城寺多宝塔下重(Enjoji Temple)

縁城寺は、養老元年(717年)インドの善無畏三蔵勧請開基と伝えられる。


(仏塔訪問日記)

建立は、1834年とそれほど古くないが、昭和38年の大雪で多宝塔の上重が倒壊し、仮屋根を付けた現在の姿になったという。
 こんな簡素な仮屋根だと、多宝塔自体を知らない人がこの塔を見たら、古い物置小屋にしか見えないかもしれない。

他にも1927年の丹後大震災により勅使門、仁王門、庫裡が全壊するなど、これほど自然災害の影響を受けた 寺院も珍しいのではないだろうか。

それらに対して、石造の宝篋印塔(重要文化財)だけは、自然災害などものともせずに、 1351年の南北朝時代から現存している。


初回訪問&撮影日 2010年12月11日


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本殿



宝篋印塔(重要文化財)
交通アクセス

北近畿タンゴ鉄道宮津線「峰山駅」からタクシーで5分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

住所

京都府京丹後市峰山町橋木873
おすすめアクセス方法

他の地方の人がここに来るには、自動車公共機関共にかなりの時間を有するが、 道は悪くないので、自動車がおすすめである。