国宝 円成寺春日堂・白山堂 (奈良県奈良市)


円成寺(真言宗御室派)
春日堂・白山堂
国宝
鎌倉時代前期

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(歴史)

寺伝によると、天平勝宝8年(756年)聖武・孝謙両天皇の勅願により、鑑真和上の弟子、唐僧虚瀧(ころう)和尚の開創とのことである。
 しかし、史実的には平安中期の万寿3年(1026)命禅(みょうぜん)上人が十一面観音を祀ったのが始まりであると言われている。
 春日堂・白山堂は、本堂脇に建つ2棟の社殿で、2棟とも同規模・同形式である。 安貞2年(1228年)再建で、 春日造社殿の現存最古の例として国宝に指定されている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

この春日堂・白山堂は、屋外の建造物としてはかなり小さいが、非常に美しい形状だ。
 多宝塔に安置されている「大日如来坐像」は、運慶初期作として国宝に指定されいる。
 大日如来坐像は自由に拝観できて撮影も可能だが、ガラス張りなので反射してうまく撮れなかった。


初回訪問日&撮影日 2010年04月22日

(※国宝建造物撮影ポイント)
 正面をはじめ、色々な方向から自由に撮影可能

多宝塔 大日如来像(国宝)を安置

円成寺名勝庭園と、楼門(重要文化財)
アクセス
JR・近鉄「奈良駅」より奈良交通バス柳生方面行

「忍辱山バス停」下車、徒歩2分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
奈良市内とはいえ、中心部からかなり離れた場所にある。
しかし道は悪くないので、自動車でのアクセスがいいと思う。

〒630-1244 奈良市忍辱山町1273


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