延暦寺 相輪塔
重要文化財
(1895年 明治28年)
10.7m

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延暦寺 相輪塔 Enryakuji Temple

延暦寺は、延暦7年(788年)最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院である。

相輪塔は普通の塔の相輪に柱をつけて、地上に立てたような形式をしており、中に写経をおさめている。
 古くは最澄が弘仁11年(820年)に創建されたものがその始まりと伝えられ、現在のものは1895年頃に改鋳されたものである。

現存する相輪塔は他に、日光輪王寺(栃木県)と、西蓮寺(茨城県)があり、天台宗の象徴として非常に珍しく、 すべて重要文化財に指定されている。


(仏塔訪問日記)

相輪塔を有する延暦寺以外の、残りの二つの寺院は、共に北関東であり、関西に住む私としてはなかなか行く機会が取れないが、 そのうち必ず訪問してみたいものである。

話はそれるが、延暦寺西塔エリア内にある重要文化財建造物のうち、『るり堂』の場所だけは、国道の脇道それた奥の非常に分かりにくい場所にある。 重文の建造物を、すべて撮影することを目的に比叡山へ行かれる方は、あらかじめはっきりした場所を把握しておくことをおすすめしたい。


初回訪問&撮影日 2011年03月31日


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釈迦堂(重要文化財)


るり堂(重要文化財)

常行堂及び法華堂附にない堂(重要文化財)


相輪塔の下部(重要文化財)
交通アクセス

京都方面から 叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」→叡山ケーブル・ロープウェイで「比叡山山頂駅」下車

坂本方面から JR比叡山「坂本駅」京阪電鉄「坂本駅」→徒歩またはバス→坂本ケーブルでケーブル「延暦寺駅」下車

山内では、比叡山内シャトルバス(冬期運休)で、「西塔バス停」下車

駐車場は山内に数箇所有

仏塔巡礼ドライブ難易度(★★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
京阪電鉄各駅で売っている「比叡山1dayチケット」で、比叡山内を一日かけてゆっくり巡るのがおすすめ。
ただし、冬期は山内シャトルバスが運休しているので注意。(詳しくは京阪電鉄公式HPで)

自動車だと時間を気にせず山内を自由に移動できるが、「比叡山ドライブウェイ」の通行料金はけっこう高い。

(住所)
滋賀県大津市坂本本町4220

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示



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