法観寺 五重塔
重要文化財
(1440年 室町前期)
38.8m

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法観寺 五重の塔 Hokanji Temple

伝承によれば、この五重塔は592年に聖徳太子が如意輪観音の夢告により建てたとされ、 その際、仏舎利を三粒を収めて法観寺と号したというが、朝鮮半島系の渡来氏族・ 八坂氏の氏寺として創建されたという見方が有力のようである。
 その後幾度かの焼失の後、現在の塔は室町時代に足利義教により再建されたものである。


(仏塔訪問日記)

法観寺五重塔は、一大観光地の祇園から、清水坂にかけての町並みにおいて、最も目立つ建物ではないだろうか。

その割に、この五重塔に拝観料を払って入る観光客は少ないだろう。

京都市内では、応仁の乱を乗り越えた、数少ない貴重な仏塔の一つであるにもかかわらず、国宝に指定されていないのは、 法観寺というお寺自体が、廃寺になっているからであろうか・・・。
 いや、 八坂の塔と馴れ親しまれているように、京都市民や観光客にとって身近な存在である法観寺五重塔は、国宝という 堅苦しいイメージは似合わないのかもしれない。


初回訪問日 2010年1月12日

撮影日 2012年03月12日(夜間)
撮影日 2013年04月17日(昼間)


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交通アクセス

JR東海道本線「京都駅」から市バス「東山安井」下車すぐ
京阪電鉄「祇園四条」駅から徒歩12分

駐車場無

仏塔巡礼ドライブ難易度(―)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
京阪電鉄「祇園四条」駅から京都観光を兼ねて徒歩で散策 するのがおすすめ。周辺は八坂神社や清水寺など見所が多く、退屈しないだろう。
駐車場が無いので、自動車はおすすめできない。

(住所)
京都市東山区清水八坂上町388

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