国宝 出雲大社本殿 島根県出雲市




出雲大社
本殿
国宝
1744年(延享元年)

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(歴史)

『出雲大社』は、「古事記」にその創建が記されている古社である。
 主祭神は『大国主大神』で、「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神に国を譲り、 その時に造営された天日隅宮が出雲大社の始まりといわれている。
 本殿は延享の造営(1744年)で建立された大社造の建物である。  神社建築の中では日本一の大きさを誇り、高さは約24m、厚い桧皮葺きの屋根の棟の上には長さ7.9mの二組の千木が交差している。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

以前に来た時この本殿は、工事用幕で完全に覆い隠されており、拝観することができなかったが、 この日は屋根の上部を見ることができた。 工事は着々と進んでいるようだ。
 注目すべきはその巨大さ(高さ24m)で、屋根の千木に空いている穴は、一見小さく見えるが、 大人ひとりがすっぽりくぐることができるという。
(※穴は上の写真参照)

これだけ巨大な現在の本殿ではあるが、元々の本殿は、そのほぼ倍の高さを誇っていたというから驚きである。


出雲大社本殿復元図

上の想像画像を見てるだけでも非常にワクワクしてくる。 こんなド迫力な建造物がもし現存していたら、観光客が 各国から大挙して訪れていたかもしれない・・・。


初回訪問日&撮影日 2012年10月30日

(※国宝建造物撮影ポイント)

工事中であるなしにかかわらず、正面からは上部の屋根の部分しか見ることができない。  サイドに回るともう少しは見える。



アクセス
一畑電鉄「出雲大社前」駅下車 徒歩7分

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
どの交通手段でも問題ない

住所
島根県出雲市大社町杵築東195


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