甚目寺 三重塔
重要文化財
(1627年 江戸時代前期)
26.7m

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甚目寺 三重塔 JImokuji Temple

寺伝によると甚目寺観音は、推古5年(597年)、伊勢国の漁師である甚目龍磨が漁をしていた時に、聖観音像が網にかかり、 この地に祀られて以来、1400年もの間、天下泰平・万民富楽・五穀豊穣の祈願所として栄え、特に江戸時代には名古屋城主より寺領300石を 受領し、尾張四観音の筆頭寺院としておおいに栄えたという。
 三重塔は江戸時代の初め寛永4年(1623)9月の建築で、名古屋両替商吉田半十郎政の寄進による。


(仏塔訪問日記)

この甚目寺は、寺院名がそのまま駅名になっているだけあって、駅から数分で歩いて行ける非常に交通の便がいい場所にある。
 貴重な多宝塔が多いことで知られる愛知県においては、珍しい江戸時代以前の三重塔ではあるが、その2基、三明寺とこの 甚目寺の三重塔は共に重要文化財に指定されており、特にこの甚目寺三重塔の26.7mという巨大さ、逓減率、屋根の反りは目を見張るほどの、ど迫力である。

甚目寺は他にも1196年建立という屈指の古さを誇る南大門など、貴重な建造物、仏像等を数多く有する。


初回訪問&撮影日 2011年03月02日


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南大門(重要文化財)


東門(重要文化財)

本堂へ続く境内


三重塔(重要文化財)
交通アクセス

名古屋鉄道津島線「甚目寺駅」下車、徒歩5分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
自動車、電車どちらでもいいが、駅から近いので電車が行きやすい。

(住所)
愛知県あま市甚目寺東門

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示



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