海峡ゆめタワー (山口県下関市豊前田町3丁目3-1)


海峡ゆめタワー
最長高153m
展望室143m
平成8年年(1996年)
全日本タワー協議会加盟タワー

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(歴史)

海峡ゆめタワーは、平成8年(1996)7月に関門海峡のランドマークとして誕生した。 高さ153m。
 3層からなる球状の展望室の最上階(143m)へは、シースルーエレベーターで70秒で到着。  展望室からは瀬戸内海から関門海峡、巌流島、九州の連山そして響灘(日本海)と360度のパノラマが一望に広がる。
 全日本タワー協議会20タワーズの一つとしてスタンプラリー開催中。


(タワー訪問日記)

新幹線『新下関』駅の観光案内所で、サンデン交通バス『しものせき観光一日フリー乗車券』を購入し、 その乗り降り自由区間内にある、住吉神社本殿(国宝)と、功山寺仏殿(国宝)を見学し終えた私は、 せっかくなのでそのフリー区間内にある下関市内の観光地も少し巡ってみることにした。

「城下町長府」バス停で再びバスに乗り込み、まず一つ目の観光地、海響館(水族館)へ向かった。
 なぜこの海響館を観光しようと思ったのかというと、 海響館内にある販売機で、観光記念メダルを購入することが第一の目的だった。
 しかしそれはあくまで名目上であり、本当は、イルカとアシカショーなど、 純粋に水族館を楽しみたかったのである。
 「海響館」前バス停で降車し、3分ほど歩き、海響館の巨大な建物に到着。  私は目を輝かせながら入口の階段を登って行った。
 階段を上りきり、受付の方を見てみると、並んでるのは小さな子供連れのご婦人ばかり。  当然のことながら、平日の昼間から水族館に入るのに一人で並ぶ中年男性などは、私以外に一人もいない。
 まあ、私自身も既婚で子供もいるわけだし、今日はたまたま一人だったというだけなので、 そんなこと気にしなくていいっていえばいいのだが、 周りの親子連れから見れば、そんな私の家族構成など知るわけもなく、 さびしそうな中年男が一人で水族館に来て、親子連れに混ざって並んでるという事実でしかない・・・。  そういったマイナス思考なことを考えているうちに、入場料2000円がとてつもなく高いものに感じてきてしまい、 入場を断念。 結局海響館には入らず、記念メダルも手に入れることがないまま、バス停に戻っていった。  もし機会があれば、次は家族で来てみたいが、おそらく機会はない気がする。

そしていよいよ次に向かったのが、この海峡ゆめタワーである。  私は幼い頃より、高い建物が大好きで、東京タワーや、通天閣、京都タワー、神戸ポートタワーなどといった塔(タワー)から、 超高層ビル、ひいては、そのへんに無数にある鉄塔や、電信柱に至るまで、 とにかく少しでも高い建物に興味を持っていて、 当サイトで、仏塔巡りをはじめたきっかけも、古建築に興味があったからというわけではなく、もとはといえば、 ただ単純に、高い建物に興味があったからにほかならない。
 で、今回、下関市内の二つの国宝建築巡りをするにあたって、その余った時間で、下関市内を観光することになり、 真っ先に決めた行き先が、この海峡ゆめタワーだったわけである。  また、この海峡ゆめタワー内にも、記念メダル販売機が設置されており、まさに一石二鳥。  さらに、それだけ高い建物(タワー)が好きなのなら、いっそのこと、当サイトで巡る項目に、 『タワー』も加えてしまおうということで、当サイトで紹介するタワーの、記念すべき第一号が、 この海峡ゆめタワーとなったわけである。

「豊前田」バス停を降りると、目前にド迫力のタワーが。
 受付で入場料を支払い、高速シースルーエレベーターでいっきょに最上階の展望室(143m)に到着。
 まずは、記念メダル販売機で記念メダルを購入し、展望室を一周する。
 その展望室から見える360°パノラマは、圧巻の一言だった。
 当サイトで、仏塔や、城郭の天守閣、巨大な国宝建築の数々を紹介してきたが、 ただ単純に迫力という点だけでいえば、当然のごとく、海峡ゆめタワーのような近年に建てられた巨大タワーの足元にも及ばない。  しかし、古建築と、近代タワーを比較すること自体、そもそもナンセンスである。
 これから巡る『タワー』は、『仏塔』や『国宝建築』、『100名城』とは、違った視点で紹介していくつもりだ。


初回訪問日&撮影日 2017年02月16日
二回目 2017年11月15日


@海響館

『海響館前』バス停下車徒歩3分のところにある。


Aロンドンバス

1960年代のイギリス・ロンドン製二階建てバスで、イギリスから下関に無償譲渡された車両。  2008年4月から2013年3月まで国内初の路線バスとして下関市内を運行していた。


B海峡メッセ下関


C海峡夢広場のモニュメント


D海峡ゆめタワー


E海峡ゆめタワー


Fシースルーエレベーター


G展望その@


H展望そのA


I28階ラブロック・ラブネット

タワーは、平成18年に山口県初の、恋人の聖地に認定された。  28階には縁結び神社や、恋人たちが記念撮影できるエリアがあり、ラブロック・ラブネットが常時設置され、 多くの恋人たちが永遠の愛を誓って、ラブロックをラブネットにつける。
 当然のごとく私も、ラブロックを500円で購入し、私と嫁と子供の名前を記入した。


J展望そのB

門司港レトロの方向。 中央の高い建物は門司港レトロハイマート。


K海峡ゆめタワー(二回目訪問時)

初回訪問時は全日本タワー協議会スタンプラリーの存在を知らずに押印しなかったので、再び訪問。 その時に撮影。

海峡ゆめタワーへの交通アクセス
JR「下関駅」より徒歩7分 または「豊前田」バス停下車徒歩2分

駐車場 有

タワードライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

海峡ゆめタワーへのおすすめアクセス方法

下関駅からなら徒歩、新下関駅からならサンデン交通バスしものせき観光1日フリー乗車券を購入しバスでのアクセスがおすすめ
住所
〒750-0018 山口県下関市豊前田町3丁目3-1

地図2番

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