海禅院多宝塔 Kaizenin Temple

慶安2年(1649年)、紀州家初代藩主徳川頼宣の生母養珠院(お万の方)が亡夫徳川家康三十三回忌 供養のため、多数の小石に書写した法華経題目を、妹背山に埋納した。その上に建てた小堂に始まる。
 養珠院の没後、1653年(承応2年)に紀州藩主徳川頼宣は、小堂を二層の多宝塔に改築し、拝殿と唐門を建立した。


(仏塔訪問日記)

海禅院には駐車場が無かったので、少し離れているが、和歌浦海水浴場の駐車場にカーナビをあわした。
 するとカーナビがその地点は盗難多発地点だとアナウンスした。
 そういう風にアナウンスされると、周りにたむろしている若者や、茶髪のおねーちゃんなど、皆があやしく感じてしまう・・・。

少し不安だったが、路上駐車するよりはマシかと思い、カーナビを取り外して10分程度歩くと、多宝塔がある妹背山へ到着した。

かなりの逆光で、写真は撮りにくかったが、創建時から現存する 非常に貴重な多宝塔が、こんな絶景ポイントにあること自体が、非常に素晴らしいものに思えた。

駐車場に戻ると何にも被害は無かったが、多宝塔の写真を撮るだけで1000円もする駐車場代はなかなか痛かった。


初回訪問&撮影日 2010年07月26日


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交通アクセス

JR和歌山駅より和歌山バス、玉津島神社前下車すぐ

駐車場 無

仏塔巡礼ドライブ難易度 (―)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所

和歌山県和歌山市和歌浦中3丁目
おすすめアクセス方法

海禅院そのものには駐車場が無いので、自動車で来る場合は「和歌浦海水浴場駐車場」など、近くの 有料駐車場にとめて歩いてくるしかないだろう。