光台院は、約900年前、白河天皇の第四皇子覚法親王の開基という。 本尊は快慶作の木造阿弥陀如来及び脇侍立像であり、重要文化財に指定されている。
　ちなみに、もともとここにあった桃山時代建立の多宝塔は、現在、大阪の藤田美術館に移築されている。
　現在の多宝塔は大正時代に建てられたものである。

（仏塔訪問日記）

お寺に上がらないと、この多宝塔のある庭園は観る事ができず、この日はどこかの家の法事をやっていたので、 あがらせてもらうのに気を使ったが、事情を話すと快く庭園に案内してくださった。
　上がらせてもらって、縁側から撮ったのだが、せまい庭園内にあるので全体像は写真に収まらず、撮影はしにくかったが、 庭園の雰囲気に合って非常に美しい多宝塔だった。