京都タワー  (〒600-8216 京都市下京区烏丸通七条下ル)


2017年04月29日撮影

京都タワー
高さ131m(展望台は100m)
昭和39年(1964年)
全日本タワー協議会加盟タワー

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(歴史)

現在京都タワーがあるこの場所には、もともと京都中央郵便局があった。  1953年(昭和28年)に移転が決定し、京都の玄関口ともいえる場所に産業・文化・観光の一大センターを確立しようと 地下3階地上9階の「株式会社京都産業観光センター」が設立された。  当初はそのビルの上に巨大なタワーを建てることは想定していなかったが、 1964年(昭和39年)にタワービルの部分が全館竣工。  約800トンもの重さが下のビル部分にかかるものの、構造の工夫により、 建物の機能を損ねることはないのだという。
 そのタワー部分の構造は、鉄骨を一切使わず、 円筒形の鋼板をつなぎ合わせる「モノコック構造」というもので、台風や地震に強い安全設計であるということである。


(タワー訪問日記)

ゴールデンウィーク初日のこの日、仕事が早く終わったので、50分程度電車に乗って京都駅前の京都タワーへやってきた。  京都タワーへは、タワー巡りを始める以前から、何度か来たことがあったが、 あえてそれを写真に撮ろうと思ったことがなかったので、今回はその写真を撮ることを第一の目的とした。  加えて、全日本タワー協議会加盟20タワーズの一つとしてスタンプラリー手帳への押印と、コレクションしている、 観光地記念メダルの購入という目的もあったので、目的地は一箇所とはいえ、なかなか充実したものとなった。

ところで当サイトは、もともとは仏塔巡りのみを目的に始まったわけだが、日本各地の仏塔巡りをするうちに、 新たに国宝建築巡り、日本100名城スタンプラリー制覇という目標も加わった。  そしてそれら史跡巡りをしてきた期間は8年以上になり、現在に至る。  その間に、私が在住する大阪府から気軽に行ける史跡はほぼ行き尽くしてしまったので、 残るのは、泊まりで行く必要があるか、あるいは日帰りで行くにしても、 ほぼ一日を費やさなければ行けない場所にある史跡ばかりとなってしまった。
 そうなると必然的に、初期の頃よりも、史跡巡りをするペースは落ちてくる。  2010年には200箇所以上巡っていたのが、2016年には27箇所に激減。  日本全国まだ行ってない史跡は山ほどあるのだが、主に距離的な理由により、時間的にも、経済的にも、 なかなか気軽に史跡巡りができなくなったのが現実である。
 そこで、二ヶ月前から、仏塔、国宝建築、100名城といった史跡の項目に加えて、 タワーという項目を加えたわけだが、これは決して、ネタ切れになったからという理由によるものではない。  昔から「なんとかと煙は高いところが好き」という言葉があるとおり、私自身が幼い頃から、その「なんとか」だったのだ。  今まで様々な史跡巡りをしてきが、その際にも近くにある巨大なタワーにはどうしても目が奪われる。  そのタワーの最たるものの一つが、この京都タワーだったわけである。
 京都タワー展望台からは、京都市内の数多くの国宝建築や仏塔を見わたすことができ、 日本一の高さを誇る木造建築、東寺五重塔ですら、見下ろすほどの高さを誇る。  100mという展望台の高さは、高さ制限のない他の都道府県ではそれほど高いとはいえないが、 景観の問題で高さ制限が厳しい京都においては、ずば抜けて高く、迫力がある。  あらゆる方向に向けて設置されている無料双眼鏡により、京都市内の有名寺社はもとより、 晴れた見通しのいい日には大阪市内の高層ビル群も見ることができるという。  展望室から見える景色の面白さという点では、日本全国のタワーの中でこの京都タワーはずば抜けていると思う。

とにもかくにも、この京都タワー以外にも、私の家から片道2時間以内に行けるタワーは、意外に多い。  近代建築であるタワーという項目を加えたことにより、当サイトの更新頻度が多少なりとも上がることにはなるかもしれない。


初回訪問日&撮影日 2017年04月29日













交通アクセス
JR京都駅正面

駐車場 周辺に有料駐車場多数有

タワードライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法

京都駅の真ん前なので電車によるアクセス

住所
〒600-8216 京都市下京区烏丸通七条下ル

地図5番

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