大滝山福生寺 三重塔
重要文化財
(1441年 室町時代中期)
19.7m

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大滝山福生寺 三重塔 (Otakisan Temple)

大滝山福生寺は鑑真が開いたといわれ、室町時代に足利家の帰依によって栄えたが、伽藍の大半が焼失し、 現在は福生寺の名も用いられていない。
 三重塔は1441年に足利義教によって建立されたという。


(仏塔訪問日記)

ここへは女子バレーワールドグランプリ岡山大会観戦へ行く前に立ち寄ったのだが、 駐車場に車を停めると、『車上あらし多発要注意』の看板があった。
 「こんなありがたい場所で車上あらしをするなんてバチあたりな輩もいたもんだ。」とか思いつつ、 駐車場からそこそこ歩く事を想像していた私は急遽、カーナビやipodをはずして歩き始めたら、 5分と経たぬうちに三重塔に到着した。

到着後、三重塔を観ているとなんと、二層目にスズメバチの巣がはってあることを発見した。 こんな初日にハチに刺されたら、バレー観戦や翌日予定してた、岡山広島仏塔巡りどころではなくなる。写真を数枚撮った後、足早にここを後にした。

こういう山中にある仏塔を見に行く場合、怖いのは熊やイノシシ、マムシ、そしてスズメバチなどではないだろうか。 しかも私が仏塔見学をする時は、半袖、短パン、つっかけ草履という、山登りをする人から見れば、正気の沙汰ではないような軽装 で行く事が多い。

この三重塔の写真は、素足丸出しの草履で草むらから撮ったのだが、今にして思えば、スズメバチに加えてマムシやムカデに足を噛まる 危険もあったわけである。
 山奥のお寺の場合、くれぐれも、たかが仏塔見学と甘く見ないことである。


初回訪問&撮影日 2010年08月15日


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本堂(市指定重要文化財)

三重塔(重要文化財)

スズメバチの巣

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交通アクセス

JR赤穂線 「香登駅」から車で15分

駐車場あり

仏塔巡礼ドライブ難易度
易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所
岡山県備前市大内964
おすすめアクセス方法

駅から遠いので自動車によるアクセスがおすすめである。