大平和祈念塔  (〒584-0081 大阪府富田林市大字廿山285番1)



2017年05月18日撮影

大平和祈念塔
高さ180m(展望台は135m)
昭和45年(1970年)

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(歴史)

正式名称は、「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」で、 1970年(昭和45年)8月1日 に落成した、 高さ180mの粘土細工のような造形の白い塔である。  塔の設計は日建設計、施工は東急建設である。  塔の下部には神殿もあり、毎年8月1日に年祭と呼ぶ祭事を行う。  当初は、展望塔まで一般公開されていたが、現在は教団信者による塔の下部の神殿への参拝しかできない。




(タワー訪問日記)

この日は昼から出張で、午前中は空き時間があったので早起きして、大阪府内の大平和祈念塔と、あべのハルカス、 通天閣という三つのタワーを巡ってみることにした。
 まずは大平和祈念塔を見学するため、電車で近鉄長野線「富田林西口」駅へ。
 駅を降りると、巨大な塔の威容はすぐに視界に入ってきたので、 私はその塔が見える方向へ向かってひたすら歩いて行った。
 しかし、歩けど歩けど大平和祈念塔までたどり着けない。 大平和祈念塔は、駅を降りた瞬間から大きく見えていたので、 近く見えていたのだが、意外に遠かった。 そしてやっとたどり着いたと思ったら、塔の裏側に来てしまったようで、 道路が高架式になってて公園内に入ることができなかった。
 そしてさらにその場所から公園の正面入口までまわっていこうと思えば、さらに何キロも歩かなければならないことが判明。  地図で見たら直線距離では「富田林西口」駅の方が近かったのだが、公園の入口側へ行くには、「富田林」駅から 行ったほうがよかったようだ。  なんにせよ、昼から出張の予定がひかえている身としては、 とてもじゃないが入口側まで迂回していく暇などない。  仕方がないから、歩道橋から写真を数枚撮って、それで我慢することにした。

ところでこの大平和祈念塔。 その見た目のインパクトと、 PL花火を見学に来た時によく見えることから、その存在を大阪府民なら誰でも知っているが、 『大平和祈念塔』という正式名称を知っている人は少ないだろう。  おそらく、『PLの塔』とか、『PL教団の塔』とかいう名前で呼んでいる人が大半だと思う。
 大平和祈念塔は180mという高さを誇る上に、周囲に高い建物が無いため、  塔から随分離れた場所にある近畿自動車道や、阪和道路などといった高速道路からもよく見え、 あべのハルカス展望台からも肉眼ではっきりと見えるのだが、 だからといって、わざわざこの塔を見学するためにやって来る人は皆無に近いと思える。
 かくいう私も、自分の仏塔のサイトで、タワーの項目を増やすことになったから、 電車に乗ってはるばるやってきたが、そうじゃなければ一生来ることはなかったかもしれない。
 思えば私が、生まれてから現在までで、最もこの塔の場所に近づいたのは、 物心がつく前に両親に『PLランド』という遊園地(既に廃園)に連れてきてもらった時であった。  その時私はまだ3〜4歳ぐらいだったので、全く記憶がないのだが、 小さい頃のアルバムには、『PLランド』の敷地内にあったこの『大平和祈念塔』の前で 撮られた幼い私と家族の写真が数枚残っている。

私は幼い頃から高層ビルやタワーなどといった高い建物に興味がある少年だった。  親もそれを知ってか、色々な高層ビルやタワーの展望台に連れて行ってもらった記憶がある。  そんな少年が、アルバムにこんな異様な姿をした巨大な塔の写真があれば、 それに目が釘付けになって興味を持ってもおかしくないはずだが、この塔に関してはなぜかずっとスルーだった。
 そのはっきりとした原因はわからないが、推測するに、 幼い目で見たこの『大平和祈念塔』の形状があまりにもいびつで異様であり、 それがどこか虚構じみていて、まるで四次元の世界の塔であるかのように感じてしまい、 幼心に、「このタワーには近寄ってはいけない!」と、 このタワーのことを知ろうとすることを、自らタブー視してしまっていたのかもしれない。

案外、その考えは、40過ぎたおっさんになっても変わっておらず、 いまだにこの『大平和祈念塔』からは、何か人を寄せ付けない不思議なオーラを感じてしまうのである。


初回訪問日&撮影日 2017年05月18日

交通アクセス
近鉄「富田林」駅下車 徒歩約12分

駐車場 有

タワードライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法

駅からは少し距離があるがなんとか歩いていける

住所
〒584-0081 大阪府富田林市大字廿山285番1

地図8番

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