霊山寺 三重塔
重要文化財
(1356年 南北朝時代)
17.1m

HOMEに戻る

重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

霊山寺 三重塔 Ryozenji Temple

奈良時代にインド僧・婆羅門僧正が行基の協力を受けて建立したのがこの寺の起こりとされている。
 三重塔は本堂建立時に建てられたものと確認されており、緩やかに反った深い屋根と、長大な相輪を 特徴とする。


(仏塔訪問日記)

本堂が国宝に指定されている霊山寺は、北条時頼から徳川幕府まで、多くの寺領を下付され、 一時は、寺勢21か坊を数えたという。

しかし、明治維新の廃仏毀釈により、伽藍の規模を半減され、およそ二百体もの貴重な仏像が焼却された。

日本の寺院の歴史において、特にこの『廃仏毀釈』と、他に『応仁の乱』は、永久に許されることがない 狂気な出来事であったのではないだろうか。

薄っぺらな一時の思想運動のために、仏教寺院のみならず、日本人の貴重な財産の数々を破壊しつくした蛮行は、 その蛮人たちが死のうとも、永遠に償えるものではない。


初回訪問&撮影日 2010年2月3日


重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

本堂(国宝)

三重塔(重要文化財)
交通アクセス

近鉄富雄駅から奈良交通バス若葉台・近鉄奈良駅行きで8分、霊山寺下車、すぐ

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度
非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
かなり広々とした駐車場があり、自動車がおすすめ

(住所)
奈良県奈良市中町3873

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示

重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る