三明寺 三重塔
重要文化財
(1531年 享禄4年)
14.5m

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三明寺 三重塔 Sanmyoji Temple

三明寺は、寺伝によれば大宝2年(702年)の創立といわれている。平安時代の末、戦火により 焼失するが、南北朝時代に、後醍醐天皇の息子無文元遷が遠州方広寺に行く途中ここに立ち寄り、 その荒廃を嘆いて再興したという。
 現存諸堂中最も古いこの三重塔は、享禄4年(1531年)の建造で、14.5mの柿葺(こけらぶき)の小塔である。 一層、二層を和様に、三層を禅宗様にしたのが全国的にも珍しく、その三層目の反りなどに禅宗様の 特徴が表れている。


(仏塔訪問日記)

この日は猛暑で、駅から5分程度歩いただけで、大量の汗をかいた。
 しかしその小ぶりではあるが、三層目だけ反りの大きい珍しい形状の三重塔を目にしたら、暑さなど ふっとんだ気分だった。

この三明寺は、交通の便がよくて平坦地にあるので、それほどしんどくなかったが、 猛暑の中での寺巡りは、徒歩や石段などで普段以上に体力を消耗し、大変なのが多かった。
 しかし、そんな大変な思いをしてでも、夏場の青い空と生い茂る緑は、堂塔を際立たせ、最も 撮影に適した時期ではないかと思う。
 周辺地域は宅地開発が進んでいるようだったが、三明寺周辺だけは緑にかこまれ、昔ながらの風情を 残している印象だった。


初回訪問&撮影日 2011年07月17日


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本堂(愛知県指定重要文化財)






宮殿(重要文化財)



交通アクセス

名古屋鉄道豊川線豊川稲荷駅より徒歩5分
JR飯田線豊川駅より徒歩5分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
電車か自動車、どちらでも行きやすい場所にある。

(住所)
愛知県豊川市豊川町波通37

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