性海寺 多宝塔
重要文化財
(南北朝時代)
13m

HOMEに戻る

重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

性海寺 多宝塔 Shokaiji Temple

寺伝によれば、弘仁年間(810年〜924年)空海によって愛染明王を本尊として創建されたと伝えられ、 治承年間(1177年〜1181年)阿弥陀三尊像が安置されたという。 建久年間(1190年〜1199年)に長谷部源政が開基となり良敏が開山となって中興されたという。
 多宝塔は、性海寺の中興開山である良敏上人により、建長5年(1253)に建立されたと伝わるが、現存の塔の様式的には室町中期の建築と考えられる。


(仏塔訪問日記)

この日は電車で来たので、名鉄名古屋本線奥田駅からの徒歩は結構キツかった。周りは歴史公園としても整備されており、 六月に開催されるあじさいまつりの際には、本堂内の宝塔(重要文化財)も一般公開されるという。
 その宝塔は、撮影が禁止されているか、撮影自体も難しい上に、またあの距離を歩くことを考えたら、その時期にもう一度来るかどうかは考え中である。

多宝塔に関しては、愛知県の多宝塔としては珍しく朱塗りで、亀腹も板張りではない、愛知県以外ではよく見かけるタイプだが、 それもまた新鮮に感じた。


初回訪問&撮影日 2011年03月02日


重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る

山門(稲沢市指定文化財)


宝塔(重要文化財)をおさめる本堂(重要文化財)

多宝塔(重要文化財)

交通アクセス

名鉄名古屋本線「国府宮駅」からタクシーで5分

駐車場(公園に有)

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
電車だと、「国府宮駅」からタクシーまたは、徒歩(約40分)になる。
自動車の場合、六月のあじさいまつり期間中は臨時駐車場が用意される(詳しくはあじさいまつり公式HPで)

(住所)
愛知県稲沢市大塚南1-33

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示



重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る