當麻寺 三重塔東塔
国宝
（奈良時代）
22.2m
国宝の仏塔画像ギャラリーに戻る
国宝建造物一覧へ戻る
ＨＯＭＥに戻る
當麻寺 三重塔東塔（Taimadera Temple）
當麻寺は推古天皇20年（612年）に、聖徳太子の異母弟の麻呂子親王が建立したといわれる。
白鳳・天平様式の大伽藍を有し、『當麻曼荼羅』を本尊としている。
細部の様式等から、東塔は奈良時代末期、西塔はやや遅れて奈良時代最末期から平安時代初頭の建築と推定される。
（仏塔訪問日記）
東西二つの塔が揃って国宝。しかもそれぞれ奈良時代と平安時代の建立という半端じゃない古さである。
さすがに奈良県の建造物の古さと貴重さは、他の都道府県を軽く凌駕している感がある。
こんな貴重な建造物が多い寺院であるにもかかわらず、拝観料境内無料とは、俗な言い方をすれば勿体無い
限りである。
しかし、この東塔に関しては、森の中にあり前のスペースが狭いため、写真には撮りにくかった。
せめて、前に建ってる電灯を何とかしてもらいたいものである。
初回訪問＆撮影日（2010年1月23日）
実験的企画 国宝建築評価チャート図
国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化
（※）評価基準
○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
飛鳥時代以前（２０点）、奈良時代（１９点）、平安時代（１８点）、
鎌倉時代（１７点）、南北朝時代（１６点）、室町時代（１５点）、戦国時代（１４点）、安土桃山時代（１３点）、江戸時代前期（１２点）、
江戸時代後期（１０点）、明治時代（８点）、大正時代（６点）、昭和時代前期（５点）、昭和時代後期（３点）、
平成時代以降（１点）
○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。
○美しさ 見た目の美しさを点数化。
○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。
○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。
以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。
三重塔東塔（国宝）
本堂（国宝）
三重塔東塔（国宝）
近鉄・南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約１５分
駐車場有
仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい（★★）
★１つ→非常に易しい
★２つ→易しい
★３つ→ふつう
★４つ→難しい
★５つ→非常に難しい
仏塔巡りおすすめアクセス方法
電車でもいいが、少しだけ細い道を注意すれば、自動車が行きやすい。
住所
奈良県葛城市当麻町当麻1263
より大きな地図で 日本国宝＆重文指定仏塔マップ を表示
