国宝 東大寺金堂 (奈良県奈良市)


東大寺(華厳宗大本山)
金堂
国宝
1705年(宝永02年)

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(歴史)

東大寺は728年に聖武天皇が建立した金鐘寺を始まりとする。  そこで天皇は、良弁(のちの東大寺初代別当)を筆頭に智行僧九人を住持させる。  741年に聖武天皇自身が各地に国分寺の建立を命じた際、金鐘寺を大和国分寺として金光明寺と称した。  745年に大仏をはじめ伽藍の造園が開始された時期に東大寺という名称になる。
 金堂(大仏殿)については創建時のものは焼失し、鎌倉時代に再建された後再び焼失、現存のものは1705年(宝永02年)に再建された ものである。 創建時には11間(86m)もあったが、江戸期再建金堂は当時の木材の不足により、7間(57m)となった。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

東大寺には幼い頃から何度も来てるのだが、意外に、巨大な大仏や金堂を見ても印象に残っていなかった。
 それは、他に比較対象する寺院に殆ど行ってなかったからだろうが、ここ数年、日本各地の色々な寺院を巡るようになってから再びここに来たら、あらためて、大仏やこの金堂の巨大さに驚いたものである。
 今のところ、この東大寺金堂に匹敵するくらい巨大でド迫力の木造本堂(※1)は見たことがない。

(※1)木造ではない本堂で、巨大なものなら福井県の清大寺のものなどがあった。


初回訪問日&撮影日 2010年01月08日

(※国宝建造物撮影ポイント)
 正面をはじめ、色々な方向から自由に撮影可能

金銅八角燈籠(国宝)

東大寺盧舎那仏像(国宝)

江戸期再建金堂(国宝)

7間(57m)、高さ46.8mという大きさは、現存木造建造物トップクラスである。


鎌倉期再建金堂の復元模型

創建時金堂とほぼ同じ11間(86m)というサイズは、現在の金堂よりはるかに 大きい(高さは現存金堂と変わりなかったという)。

アクセス
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分

近鉄「奈良駅」から徒歩20分

駐車場 周辺に有料駐車場あり

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に易しい(★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
どの交通手段でも問題ない

奈良市雑司町406-1


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