国宝 東福寺 三門 京都府


東福寺(臨済宗大本山)
三門
国宝
1405年(応永21年)

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(歴史)

摂政九条道家が、奈良における最大の寺院である東大寺と、奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で、 「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営したのがこの東福寺である。 嘉禎2年(1236)より建長7年(1255)まで9年を費やして完成した。
 この三門は、足利義持が応永年間(1394年〜1428年)に再建した、現存する禅寺の三門としては日本最古のものである。 その構造様式 にも南都二大寺の影響を受けており、大仏様、禅宗様、和様が巧みに組み合わされている。


(国宝建造物訪問日記)

この日はこの三門の特別公開が行われており、サイドの階段から上に登ることができた。 階上へ上がれば京都の町並みを遠くまで見渡すことが でき、内部では宝冠釈迦如来像をはじめ、数多くの諸仏が安置されていた。 これが三門の内部かと疑うほどの巨大建造物である。
 数日前に知恩院の三門にも行ってきたが、勝るとも劣らない巨大さである気がした。


初回訪問日&撮影日 2012年03月15日

実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(※国宝建造物撮影ポイント)
色々な方向からの撮影が可能

仁王門(重要文化財)

禅堂(重要文化財)

東司(重要文化財)

浴室(重要文化財)

十三重石塔(重要文化財)

鐘楼

愛染堂(重要文化財)

月下門(重要文化財)

開山堂(重要文化財)

普門院(重要文化財)

偃月橋(重要文化財)と竜吟庵方丈(国宝)

本堂(仏殿)内部

本堂(仏殿)内部天井

三門(国宝)
交通アクセス

JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車徒歩10分



駐車場 有(特別拝観期間中など閉鎖される期間があるので要注意
詳しくは公式HPなどで)

仏塔巡礼ドライブ難易度 (★★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
駐車場は特別拝観の時など閉鎖されることがあるうえに、 大寺院の割に広くないので、 電車によるアクセスがおすすめである。

住所
京都市東山区本町15丁目778

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