東光寺(高野山真言宗)
多宝塔
約13m
兵庫県指定重要文化財
(1517年 永正14年)


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東光寺 多宝塔
Tokoji Temple

東光寺は、寺伝によると聖武天皇の神亀年間(724年〜728年)に、行基によって開創されたという。
 本堂(重要文化財)と多宝塔(兵庫県指定有形文化財)は共に室町時代の建立で、多宝塔内部は来迎壁を設け、 須弥壇に五智如来像を安置する。


(仏塔訪問日記)

この多宝塔は、本堂(重要文化財)と同じ室町時代中期に建てられた、非常に古く貴重なものである。
 にもかかわらず、重要文化財に指定されていないのは、大正初期に大修理を行ったためであろうか。
 間近で見ると所々傷みが見受けられ、そういった点もあと一歩重要文化財に及ばない点かもしれない。  しかしそういう傷みもまた味わい深く、見た目の荘厳さは他の重要文化財指定多宝塔にも、決して引けを取らない気がする。
 静かな風情を保つ寺院を一歩離れると、傍らには高速道路が走っている。  観光大寺院のような派手さは無いが、大阪から一時間以内で来れるこの東光寺は、都会の喧騒を忘れて、悠久の歴史を感じさせてくれる。


初回訪問&撮影日 2012年01月29日


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本堂(重要文化財)

多宝塔(兵庫県指定重要文化財)
東光寺への交通アクセス
中国自動車道 吉川ICから車6分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

東光寺へのおすすめアクセス方法
一部狭い道があるがそれほど問題ない。近くに駅が無いので、
自動車によるアクセスがいい。


住所

兵庫県三木市吉川町福吉261

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