安楽寿院は、鳥羽離宮内に鳥羽上皇が営んだ仏堂が起源で、創建は保延3年(1137年)のことである。
(仏塔訪問日記)
この多宝塔は、近衛天皇の陵墓に用いられた、類稀な例である。
いわば天皇のお墓というわけだから、現在は宮内庁の厳重な管理下にあり、柵の中に入ることはできない。
もともとは三重塔だったらしく、地震で失われた後、1606年に、豊臣秀頼が多宝塔形式で再建したということである。
個人のお墓などで、多宝塔型の石碑は、たまに見かけるが、巨大な木造の多宝塔をそのままお墓にするなんて、
やっぱり天皇ともなると、スケールが違うなと思った。
初回訪問&撮影日 2010年07月21日