法華総持院東塔 Hokkesojiin Temple

延暦寺は、延暦7年(788年)最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院である。 住職(貫主)は天台座主(てんだいざす)と呼ばれ、末寺を統括する。
 昭和55年に再建された、多宝塔型のこの法華総持院東塔は、通常の多宝塔と異なり、上層部は平面円形ではなく方形である。伝教大師最澄は日本全国に6か所の宝塔を建て、 日本を護る計画を立てたが、その中心の役割をするのがこの東塔である。本尊は大日如来をはじめとする 五智如来が祀られており、塔の上層部には仏舎利と法華経が安置されている。


(仏塔訪問日記)

この塔は、信長の比叡山焼き討ちから400年ぶりに再建された塔だという。

関係ないが、この撮影日は比叡山のどこに行っても、小さな虫がたくさん飛んでおり、 顔にまとわりついてきて非常に撮影しにくかった。


初回訪問&撮影日 2010年06月17日



根本中堂(国宝)


大講堂(重要文化財)

法華総持院東塔

根本中堂(国宝)
交通アクセス

京都方面から 叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」
→叡山ケーブル・ロープウェイで「比叡山山頂駅」下車

坂本方面から JR比叡山「坂本駅」京阪電鉄「坂本駅」
→徒歩またはバス→坂本ケーブルでケーブル「延暦寺駅」下車

山内では、比叡山内シャトルバス(冬期運休)で、「東塔バス停」下車

駐車場は山内に数箇所有

仏塔巡礼ドライブ難易度(★★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

住所
滋賀県大津市坂本本町4220
おすすめアクセス方法

京阪電鉄各駅で売っている「比叡山1dayチケット」で、比叡山内を一日かけてゆっくり巡るのがおすすめ。
ただし、冬期は山内シャトルバスが運休しているので注意。(詳しくは京阪電鉄公式HPで)

自動車だと時間を気にせず山内を自由に移動できるが、「比叡山ドライブウェイ」の通行料金はけっこう高い。