日本100名城 085番 福岡城(舞鶴城) 福岡市中央区天守台 工事中の南二ノ丸多聞櫓(重要文化財) 日本100名城 085番 福岡城(舞鶴城) 文化財史跡区分(国指定史跡、重要文化財1件) HOMEに戻る |
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(歴史)関ヶ原の戦いの戦功により、中津12万石の領主だった黒田長政は筑前一国52万石の大守となり、
福岡城(別名、舞鶴城)を建設した。 築城の際、もともとの地名であった「福崎」を
黒田家再興の地である備前国福岡(現在の岡山県)にちなんで「福岡」と改めており、
これが現在の市名の由来になっている。
幅50mを超える巨大な堀に囲まれた城は、47基もの櫓を持ち、そのうち20基が本丸に集中して
配置されていた。
(100名城訪問日記)この日は全日本タワー協議会加盟20タワースタンプラリーの、福岡タワーと別府タワーのスタンプを押印するために、
はるばる九州までやって来た。
しかし関西からはるばる九州までやってきて、2つのタワーしか行かないのではあまりに交通費がもったいないので、
日本100名城の一つ福岡城も見学することにした。
私はすべて見学後、JR博多駅に戻り、特急ソニック号に乗り込み、次の目的地である別府タワーへ向かった。 訪問日&撮影日 2017年09月28日
(※百名城スタンプ設置場所)鴻臚館跡展示館 |
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@伝潮見櫓(県指定文化財)と下之橋御門 福岡城に50近くあった櫓の一つ。 大正初期に黒田別邸に移築され、 昭和31年に再移築された。 潮見櫓の本来の位置は、現在の位置ではなく三ノ丸北西角であり、 また、この建物は平成3年の調査の結果、潮見櫓ではなく、城内の別の櫓であると考えられている。 |
A祈念櫓 大正時代に城の外に移され、昭和58年になって元の位置に戻された。 本丸の鬼門(北東)にあり、 鬼門封じのための櫓である。 内部に仏面などが飾られていたという。 |
B石垣 |
C鴻臚館跡 鴻臚館(こうろかん)は、平安時代に設置された外交のための迎賓館である。 「鴻」は「大きい」、「臚」は「告げる」、つまり「鴻臚」外交使節の来訪を告げる声を意味する。 かつて海に面していたこの地には、奈良時代より「筑紫館」と呼ばれる外交使節があったことがわかっており、 現在も発掘調査が行われている。 |
D工事中の南二ノ丸多聞櫓(重要文化財) 福岡城で数少ない現存遺構のひとつ。 多聞櫓とは塀のように長い建物で、曲輪を囲むことで大きな防御力をもつものである。 南二ノ丸多聞櫓は約54mの長さがあり、日本の城に現存する多聞櫓で最長クラスである。 |
E旧母里太兵衛邸長屋門(福岡県指定文化財) |
F天守台 大天守・中天守・小天守が連結する立派な天守台で、本丸の南に位置する。 |
G天守台 福岡城には天守はなかったというのが通説だったが、近年発見された新史料によって、大天守が建っていたという説も 出されるようになった。 |
H天守台 |
I天守台から福岡タワー方面の眺め |
交通アクセス
市営地下鉄空港線『赤坂』駅から徒歩約5分 駐車場 周辺に有料駐車場有 100名城巡りドライブ難易度 (★★) (★1つ)非常に易しい (★2つ)易しい (★3つ)ふつう (★4つ)難しい (★5つ)非常に難しい おすすめアクセス方法 まず地下鉄『赤坂』駅から降りて、スタンプ設置場所である鴻臚館跡展示館へ立ち寄り、 祈念櫓→天守台→南丸多聞櫓・西隅櫓・北隅櫓→三の丸→伝潮見櫓の順で見学し、 帰りは『大濠公園』駅から地下鉄に乗るルートがおすすめ。 住所 〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内 |
地図中の85番 |