福岡タワー  (〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目3-26)



2017年09月28日撮影

福岡タワー
高さ234m(展望台123m)
平成元年(1989年)
全日本タワー協議会加盟タワー
国の登録有形文化財

タワーフォトギャラリーに戻る

HOMEに戻る

(歴史)

福岡タワーは、平成元年に福岡市制100周年を記念し開催された「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」 のモニュメントとして建てられた。 海浜タワーとしては日本一の高さ全長234mを誇り、 展望室は123m。  外観は、8000枚ものハーフミラーで覆われた正三角柱形になっている。
 福岡タワーの地下部分の重さは25000トンであるのに対して、地上部分は3500トン。  下の部分が思い安定構造により、震度7の地震と、さらに、風速63m/秒の風にも耐えられるように設計されている。


(タワー訪問日記)

私はこの日、まず新幹線で博多駅まで来て、福岡タワーと福岡城を見学し、その後、 JR特急ソニック号に乗り込み、大分県別府市にある別府タワーを見学しに行った。
 なぜこのように一見無駄で、移動距離の長い観光地巡りをしたのかというと、 最近始めた『全日本タワー協議会加盟20タワー』のスタンプラリーで、ウエストブロックの 5タワー『夢みなとタワー(鳥取県)、海峡ゆめタワー(山口県)、ゴールドタワー(香川県)、 福岡タワー(福岡県)、別府タワー(大分県)』を、年末までにすべて巡る目標をたてたからである。

というのもこのスタンプラリー。 長い年月をかけてのんびり巡ればいいというものではなく、 半年以内に、イーストブロック、セントラルブロック、カンサイブロック、ウエストブロックという、 各ブロックごとのタワーを制覇して、最終的に一年以内に全国20タワーすべてを巡らないと、 ブロック制覇認定証や、20タワー完全制覇認定証がもらえず、サイトに名前も出してもらえないという、 ある種、暇人限定で、家族持ちで仕事が忙しい人にとっては、とてつもない無理ゲーだったのだ。
 何よりもまず、このスタンプラリーの最終目標である、一年以内に全国20タワー完全制覇ということ自体が、 私にとっては非常に難しい。
 特に北海道の2タワーに関しては、日帰りでは厳しいし、他のタワーも日帰り前提に考えると、 残り約半年ちょっとの短い期間に、何度も日帰りタワー巡りをしなければならず、多大な交通費がかかってしまうのだ。
 では、ブロック制覇認定証はどうだろうか?  カンサイブロック4タワーは既に制覇済みで、ウエストブロックに関しては、夢みなとタワー(鳥取県)と、 海峡ゆめタワー(山口県)が押印済み。 となると、ウエストブロックの残りは、ゴールドタワー(香川県)、 福岡タワー(福岡県)、別府タワー(大分県)の3タワーである。 これならば、四国と九州に分けて行けば、 日帰り×2回で達成できることになる。  だから、カンサイブロック制覇の次は、ウエストブロック。 そして最終的には、セントラルブロック5タワーを 一年以内に巡って認定証をもらうことを目標にしようと思う。  そして、北海道の2タワーを含むイーストブロック6タワーだけは、ハナから諦めることにする。

というわけで、この日は、九州の加盟2タワーである、福岡タワーと、別府タワーを一日で巡りきることのみを 目標に、新幹線に乗ってはるばる九州までやってきたわけである。
 実は私は、何を隠そう生まれてこの方、九州地方に足を踏み入れたことがない。  この日はなにげにシレっと九州初上陸だった。
 だからせっかくの初九州なのだから、2タワー以外にも、巡れる史跡を色々巡ってみようと考えたのだが、 福岡タワーと別府タワーは、思った以上に離れた場所にあり、移動時間もかかる。  だから所要時間を考えたら、福岡城(日本100名城)ぐらいしか立ち寄れないことが分かったので、 最終的にこの日は、福岡タワー→福岡城→別府タワーというルートで3ヶ所だけ巡ることになった。

まずは到着したのが福岡タワー。   JR博多駅バスターミナルからバスに乗り込みバスの窓から外を眺めていると、 途中で、東長寺五重塔や、博多タワーなどが見えたが、 今回は時間が無いのでそれらへ立ち寄るのはパス。 約25分程度で『福岡タワー南口』バス停に到着した。  福岡タワーは、バス停から道をはさんで向こう正面に、天にも届くような高さで聳えていた。
 惜しむらくは、この日は朝から大雨で、タワーに到着する頃には小降りにはなっていたが、 空には、どんよりとした雨雲が残っていたことである。  だから、写真写りは最悪。 撮った写真すべてがまるで白黒写真のようになってしまった。

タワーの建物の中に入り、受付でチケット購入。 スタンプラリー手帳を見せると、 記念品として、福岡タワーの夜景の写真のポストカードをもらった。
 そしていよいよ展望室行きエレベーターへ。 エレベーター内には私以外に5人ぐらいいて、 ガイドのおねえさんにいろいろ説明してもらいながら、外の景色を眺めているとすぐに展望室に到着。
 最初にスタンプ押印、記念メダル購入、日付刻印という、タワー展望室到着時のルーティンをこなした後、 360°様々な方向から福岡市内とその周辺の景色を楽しんだ。

展望室の風景を堪能したあと、私は下りのエレベーターに乗り込んだ。 帰りは私一人だった。  すると、ガイドの女性が、私に話しかけてきた。

ガイド 『どちらから来たのですか?』
 わたし 『大阪です。』
 ガイド 『遠くから来たんですね。観光ですか?』
 わたし 『全日本タワー協議会のスタンプラリーで来ました。次は別府まで行って別府タワーに行く予定なんです。』
 ガイド 『すごい。いい趣味ですね。』
 わたし 『あと、福岡城にも立ち寄ろうと思てるんですよ。』
 ガイド 『あっ、私、福岡城の近くなんですよ。』
 わたし 『そうなんですか』

私がその続きを喋ろうとした瞬間に、エレベーターは到着してしまった。
 仕事上とはいえ、そのように気さくに話しかけてくる女性は関西ではあまりいなかったので、結構新鮮だった。
 もう少し話をしたいと思ったのだが残念である。
 他にも、別府行きのソニック号に乗車したとき、座席の回転のやり方がわからずにもたついていると、 親切にやり方を教えてくれる女性がいたりと、この日一日で、九州女性は、とても気さくな性格だなという印象をもった。

本当に九州女性は気さくな性格か、それともたまたまなのか?
 なんにせよ、若い頃にもっと早く、九州に来ておけばよかった。

私は次の目的地である福岡城へ向かった。


初回訪問日&撮影日 2017年09月28日













交通アクセス
地下鉄空港線『西新』駅下車徒歩20分
JR博多駅博多バスターミナル6番乗り場からバスで約25分、『福岡タワー南口』バス停下車すぐ

駐車場 あり

タワードライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法

博多駅から来るならバスが早い

住所
〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目3-26

地図15番

HOMEに戻る