今熊野観音寺(真言宗泉涌寺派)
多宝塔
16m
指定無
(1984年 昭和)

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今熊野観音寺 多宝塔
Imakumanokannonji Temple

その創建は、大同年間(806年〜810年)に空海が庵を結んだことによるといい、 その後、藤原緒嗣が伽藍を造営したと伝えられる。
 この多宝塔は医と宗教が手をたずさえて、人々が明るく健康に暮らせる社会を築けることを願って1984年に建立された。  正式名称は『医聖堂』と呼ばれる建物である。


(仏塔訪問日記)

鳥居橋をわたり境内に入ると、弘法大師様が子供達とたわむれている子護弘法大師の像が目に入る。
 そして、かなり広々とした境内の後方右側に、平安様式で建てられた多宝塔、『医聖堂』が建っている。 この『医聖堂』では主に、医界に貢献された方々が祭祀されているらしい。
 今熊野観音寺は「頭の観音さん」として、広く人々の信仰を集めている。

この日は京都の仏塔を徒歩で巡っていたのだが、『永観堂禅林寺』に続いて2度目の 『境内を見下ろす狭い高台に建ち、撮影が難しい多宝塔』 だった。 ただし周りに木が生い茂ってはいなかったので、 望遠レンズを使えばもっと上手く撮れたはずである。 もっと撮影技術を磨き、今熊野観音寺の良さが伝わる写真を撮れるようになって、再訪問したいものである。



初回訪問&撮影日 2010年01月12日




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交通アクセス

JR奈良線・京阪本線 「東福寺駅」から徒歩20分

駐車場 有

仏塔巡礼ドライブ難易度 (★★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

住所
〒605-0977 京都市東山区泉涌寺山内
おすすめアクセス方法

公共機関と自動車、どちらでも差し障り無い。