金峯山寺は、奈良県吉野郡吉野町にある天台宗単立の寺院で、 修験道の本山である。本尊は蔵王権現、開基（創立者）は役小角（えんのおづぬ）と伝わる。 その敷地内にあるこの八角三重塔は、元々、後醍醐天皇の南朝時の住まいがあった場所に、建てられたものである。

（仏塔訪問日記）

金峯山寺蔵王堂（国宝）を正面に、左に目をやると、けっこう珍しい八角三重塔が目に入る。

金峯山寺をはじめ、吉野山周辺は駐車場が非常に少なく、道幅も狭いので、下千本駐車場に車を停めて 歩いてきた方が無難かもしれない。

金峯山寺は、平城遷都1300年祭で発売された『国宝巡礼奈良まほろば手帳』の集印状の『朱雀』の スタンプを押してもらえる場所だった。
私はその『朱雀』のスタンプを押してもらい、すべてをそろえる事ができ、プレゼント応募はがきをもらった。
受付の僧侶の方が、「えらい早く集められましたね〜。」と感心しており、後日、記念品と、壷阪寺の住職直筆の色紙が当選して送られてきた。