金剛峯寺根本大塔 Kongobuji Temple

弘仁7年(816年)弘法大師は、高野山を真言密教の根本道場として定め、その高野山一山の 総称として、金剛峯寺と命名した。
 弘法大師は、高野山の造営にあたり壇上伽藍から始め、金堂、大塔、西塔、僧房等の建立に 心血を注いだという。

根本大塔は、伽藍の中心として816年高野山開創の頃より着手し、大師と真然の二代費やして887年頃 完成した。その後たびたび焼失し、現在の塔は1934年に再建されたものである。


(仏塔訪問日記)

見上げるほどの巨大な塔である。ここまで大きいともはや、標準サイズの多宝塔とは全く別物である。 いや、本来はこちらが標準サイズといえるのか・・・。

現在の塔は昭和12年に鉄筋コンクリートで再建されたものだが、 どうせなら、のぼって勾欄から高野山の全景を見渡せるようにしてほしかったかも?

余談だが、巨大な根本大塔にばかり気をとられて、建造物としては 最も貴重な不動堂(国宝)の写真を撮るのを忘れてしまったのが残念だった。


初回訪問&撮影日 2010年07月24日


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金堂


金堂と根本大塔

交通アクセス

南海高野線「高野山駅」から南海りんかんバス「金堂前」下車
徒歩1分

駐車場 霊宝館駐車場など高野山内に数か所あり

仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山152
おすすめアクセス方法

関西各電鉄会社より発売されている『高野山1dayチケット』がおすすめ 発売時期等要問合せ

自動車の場合、371号線は道幅が狭くドライブ難易度高。
370号480号経由がおすすめ