指定無 久米田寺 多宝塔 (〒596-0813 大阪府岸和田市池尻町久米田寺934)龍臥山久米田寺(高野山真言宗) 多宝塔 17.5m 指定無 平成15年(2003年) HOMEに戻る |
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(歴史)寺名は、龍臥山隆池院久米田寺といい、宗派は高野山真言宗。
天平6年(734)、聖武天皇の勅願により、行基が開削指導したため池のひとつである久米田池を維持管理するため開創した。
平安時代になると奈良興福寺一条院の支配下であったが、平安時代後期、承久の乱により荒廃。
鎌倉時代には安東蓮聖によって再興された。
室町時代になると足利尊氏・直義兄弟により全国に設けられた安国寺のひとつに指定されるも、
南北朝時代の応仁の乱が、寺領を脅すこととなるが、南北朝時代の歴代天皇、皇族の帰依も深く、楠木正成とも密接で手厚い保護が与えられた。
戦国時代の久米田の戦いや、安土桃山時代、織田信長の高屋城の戦いの兵火等によりほぼ焼失したが、永保2年(1674年)には復興した。
(仏塔訪問日記)第二子出産の予定日が迫る中、ゴールデンウィーク中は、娘を岸和田の嫁の実家で預かってもらっていた関係で、 岸和田市へ行き来する機会が増えていた。 なので、安産のお祈りも兼ねて、嫁の実家と目と鼻の先にあるここ、久米田寺に立ち寄ってみた。 この久米田寺には結構大きな多宝塔があることは以前から知っていて、嫁の実家が近いこともあって、 何度も来れる機会があったのだが、なぜか今日まで後回しになっていた。 なので念願の参拝となるのだが、今回だけはその美しい多宝塔の拝観よりも、安産のお祈りを最優先として この久米田寺の参拝を終えた。 この参拝の10日後、無事に元気な男の子が誕生。
初回訪問日&撮影日 2018年05月04日
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@金堂 五間四面、単層四注造、瓦葺き、本尊釈迦如来脇待は普望・文殊の両菩薩立像、明和七年の再建。 |
A開山堂 桁行三間、梁行三間半、文政五年の再建と伝えられ、行基菩薩の像を安置する。 |
B楼門 二間四面、久米田池を臨み宝永三年の再建と伝えられ、扁額『龍臥山』は徳大寺実祖の筆。 |
C大師堂 |
D靖霊殿 |
E多宝塔 |
F多宝塔 |
G多宝塔 |
交通アクセス
JR阪和線『久米田』駅より徒歩約10分 駐車場 有 仏塔巡礼ドライブ難易度 (★★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい おすすめアクセス方法 どちらでもかまわない 住所 〒596-0813 大阪府岸和田市池尻町久米田寺934 |
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