鞍馬寺(鞍馬弘教総本山)
多宝塔
指定無
(1960年 昭和35年)

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鞍馬寺 多宝塔 Kuramadera Temple

鞍馬寺は寺伝によると、、鑑真の高弟鑑禎(がんてい)が宝亀元年(770年)に草庵を結び、毘沙門天を安置したのが始まりという。
 しかし、延暦15年(796年)、藤原南家の出身、藤原伊勢人が毘沙門天と千手観音を安置して創建したという説もある。
 多宝塔はもともと本殿本殿東側にあったとされているが、江戸時代に焼失する。現在の塔はケーブル開通後の昭和35年に 現在地に再建された。


(仏塔訪問日記)

なんと650万年前に金星から地球に降り立ったといわれる、『護法魔王尊』の像を安置するという多宝塔だが、鞍馬寺を語る上でこの多宝塔は スタート地点でしかなく、いにしえの平安人たちが最も畏怖したといわれる、霊山『鞍馬山』の尋常じゃない霊的パワーを肌で感じるには、 奥の院から貴船神社までの山越えルートを歩いてみることである。
 昼間なのに薄暗いこの山の雰囲気は、霊感とかそういうものに疎い私でさえ、普通じゃないと感じたほどである。

ただし、人によってはよくないパワーを受けてしまう可能性があるとのことであるから、生半可な気持ちで行くべき場所ではないかもしれない。


初回訪問&撮影日 2009年10月10日


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交通アクセス

叡山電鉄鞍馬線「鞍馬駅」徒歩1分で仁王門(山門)そこから200m先に多宝塔

駐車場 鞍馬・貴船周辺に有料駐車場はあり(非常に混雑する)

仏塔巡礼ドライブ難易度
非常に難しい(★★★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法
駅から徒歩によるアクセス(本殿金堂)がおすすめ。
時間と体力に余裕があれば、貴船神社までの山越えハイキングもいい。 結構な山道で大変だが、見所が多く退屈はしないだろう。
ちなみに、多宝塔だけが目的の人は駅から歩いてすぐに到着する。
自動車でのアクセスは道が狭く混雑。駐車場も数が多くないのでやめた方がいいと思われる。

住所
京都府京都市左京区鞍馬本町1074

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