名古屋テレビ塔 (〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先)





2018年02月02日撮影

名古屋テレビ塔
高さ180m(展望台100m)
昭和29年(1954年)
全日本タワー協議会加盟タワー

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(歴史)

名古屋テレビ塔は、1954年(昭和29年)、日本で最初に建てられた集約電波鉄塔で、国の有形文化財に指定されている。  設計者は早稲田大学教授の内藤多仲(※)工学博士で、防災・都市景観を考慮のもと設計・建設された。  高さ180mで、東西南北360度ガラス張りの90m屋内展望台「スカイデッキ」と、100m屋外展望台「スカイバルコニー」からは、 名古屋市内をはじめ、伊勢湾や中部山岳を一望できる。 2013年、「日本夜景遺産」に認定され、 2014年にはLEDライティング「煌」を設置し、名古屋の夜を彩っている。

(※)内藤多仲(1886〜1970) 建築構造技術者・建築構造学者「耐震構造の父」と評され、戦後は、 鉄骨構造の電波塔・観光塔の設計を多数手がけ「塔博士」とも呼ばれた。  内藤氏が手がけた塔の中でも、 名古屋テレビ塔(1954年6月)、2代目通天閣(1956年10月)、別府タワー(1957年5月)、 さっぽろテレビ塔(1957年8月)、東京タワー(1958年12月)、博多ポートタワー(1964年10月)の6タワーは、 「タワー6兄弟」と呼ばれ親しまれている。


(タワー訪問日記)

この日は全日本タワー協議会加盟タワーのうち、セントラルブロックの三つのタワー、 (ツインアーチ138、名古屋テレビ塔、東山スカイタワー)を巡るために、 電車に乗って愛知県までやって来た。
 新幹線でJR名古屋駅まで来た後、まずは一宮市のツインアーチ138へ行き、 朝一のオープンと同時に見学した後、再びJR名古屋駅に戻ってきて、名古屋市営地下鉄東山線・名城線に乗り込んだ。  そしてほどなくして「久屋大通駅」に到着。
 階段から地上に出ると、すぐ近くにとてつもなく巨大なタワーが聳えていた。

私は当初、名古屋テレビ塔のことを、せいぜい100m程度のタワーだと勝手に思い込んでいたのだが、 実際目の当たりにすると、想像していたよりも遥かに高かった。  それが地下鉄の駅を降りて、真正面にこれでもかと言わんばかりにド迫力で聳えていたものだから、 思わず目を見開いてしまった。
 その場ですぐにスマホで調べてみると、名古屋テレビ塔の高さは180mで、 「塔博士」の異名を持つ、内藤氏が手がけたタワー6兄弟の中で最も古く、 建造された昭和29年当時は国内に100mを超す超高層ビルやタワーは全く存在していなかった。  なので日本国内はもちろん、東洋を見渡しても、これほどまで高い建造物は無かったという。
 なので、昭和33年に同じく内藤氏が手がけて建てられた東京タワー(333m)に抜かれるまでの4年間の間は、 東洋でダントツに高い建造物だったようだ。

テレビ塔のあまりの高さ、迫力に感動するもつかの間、私はテレビ塔の横の歩道にできた、 黒山の人だかりに目を奪われた。

平日の昼間から、こんなに人だかりになるなんて、 名古屋のカリスマ、ゆき姉がロケでもしてるのかと思ってしまったが、 よーく見てみるとそれはゆき姉ファンの野次馬ではなく、牛丼屋(吉野家)に並ぶ人々の行列だった。
 私は再びスマホを開いて調べてみたのだが、なんでも本日2月2日金曜日は、 「SoftBank」が開催するキャンペーン「SUPER! FRIDAY(スーパーフライデー)」の初日で、 「SoftBank」ユーザーが、クーポン画面を表示させることで、牛丼一杯が無料になるということだった。
 後で知ったのだが、その日の「SUPER! FRIDAY」による吉野家の大混雑は、名古屋に限った事ではなく、 全国の吉野家で起こっており、 店舗によっては待ち時間が、120分を超すケースもあったのだという。

私は、無料牛丼並盛りを食べるために頑張って並んでる人びとをディスるつもりはないが、 いくら無料であるとはいえ、寒空の下、いつでも420円程度で食べられる牛丼を食べるために 2時間も立ちっぱなしで並ぶことは、自分には到底真似できないなと思った。
 まあなんにせよ、私はSoftBankユーザーではないので関係ないが。

とにもかくにも私は、その大行列を横目に、名古屋テレビ塔に入っていった。  続きは、以下の画像で。


初回訪問日&撮影日 2018年02月02日


@名古屋テレビ塔

最初に出た地下鉄出口側は、ものすごい逆光だったため、反対側に回って撮影。


A下から見上げた名古屋テレビ塔

いよいよテレビ塔内部へ、まずはエレベーターで入場券売り場がある3階まで上がり、 スカイデッキ入場券を購入。 その場で20タワーズスタンプラリースタンプを押印させてもらい、 記念品の名古屋テレビ塔缶バッジをいただく。


B屋内展望台「スカイデッキ」

エレベーターで一気にスカイデッキまで。  展望台内部は、昭和29年に建てられたとは思えないぐらい綺麗だった。


C記念メダル売り場

記念メダル販売機はスカイデッキ内にある。 ツインアーチ138では、十円玉が無くて刻印はできなかったので、 今回はちゃんと用意していった。


D記念メダル

記念メダルは、ノーマルタイプと、ミッキー、ミニー、スティッチの4種類。  ミッキー、ミニー、スティッチのメダルは、結構色々な場所で売ってるが、全部買ってたらキリがない。  ここでは、ノーマルタイプとミッキーだけ買って、ミッキーの方にだけ刻印した。


Eスカイデッキからの眺め(JR名古屋駅方面)

JR名古屋駅周辺には、JRセントラルタワーズ(245m)、 ミッドランドスクエア(247m)、JRゲートタワー(211.1m)、JRタワー名古屋(195.74m)などといった、 200mクラスの超高層ビルがどんどん建設されてきている。


Fスカイデッキからの眺め(名古屋城方面)

名古屋城は以前に行ったことがあるが、 その日は土砂降りの雨だったため、重要文化財建造物すべてを見ることができなかった。  だからテレビ塔見学後、名古屋城に再訪問することにした。


Gスカイデッキからの眺め(久屋大通公園方面)

こうやってみると、名古屋はなかなかの大都市で、 これからもどんどん発展していってるようだ。


H屋外展望台「スカイバルコニー」

スカイラウンジから更に階段を上がり、屋外展望台「スカイバルコニー」へ。  この日は真冬であるにもかかわらず意外と暖かく、屋内では暖房が効きすぎて汗をかくほどだった。  だから屋外にでると、タワー風がふきぬけて非常に涼しく感じた。


I恋人の聖地記念モニュメント

あちこちのタワーでありがちな恋人の聖地。


Jスカイバルコニーから見たJR名古屋駅方面

写真ではわかりにくいが、屋内展望台で見るよりも当然のごとく視界がクリアだった。


Kスカイバルコニーから見た名古屋城天守

この日の次の目的地である。


Lスカイバルコニーから見たツインアーチ138

さっき行ったばかりのツインアーチ138。  望遠カメラでかろうじて見えるぐらい。



M記念メダル2種類

上がノーマルタイプで、下がミッキー。

交通アクセス
名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄駅」または「久屋大通駅」より徒歩5分

駐車場 周辺の有料駐車場を利用

タワードライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法

公共機関の使用が望ましい。

住所
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目6-15先

地図19番

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