寺伝によると天平10年（738年）、城崎温泉を開いたとされる道智上人による開基で、山号と寺号はその時に聖武天皇より賜ったものと伝える。
　但馬最古の木造建造物である室町時代初期建立の本堂等は、国の重要文化財に指定されている。
　多宝塔は明和４年（1767）の再建であり、元々の塔は南北朝時代に建てられたという。

（仏塔訪問日記）

一大温泉地、城崎温泉の街を奥に行った、山の中腹にある。

城崎ロープウェイに乗ればすぐに行けるので、運行時間に合わせて行ったら、なんとこの日は故障のために運休とのこと。

仕方が無いから徒歩で行ったら、なかなかの石段で結構しんどかった。

その分、到着してこの多宝塔を観た時はなかなかの達成感だった。

寺の境内には温泉客は全くいなかったが、苦労して温泉寺を拝観した後に、ゆっくり温泉につかるっていうのもなかなかいいものでは ないだろうか。