蓮花寺は、今からおよそ1300年前に、法導仙人によって開山されたという。 多宝塔は、文化9年(1812)鴻池組によってつくられたものであり、設計図板を残している三田市内唯一の塔である。
住宅開発が続く三田市だが、中心部からほんの数分車でとばすと、昔ながらの山間地に入る。 そんな山間地にある蓮花寺で、この見事な多宝塔が静かに佇む。
この多宝塔は、山の中腹の非常に狭い場所に建っており、すぐ下は崖になってるので大雨が降ると、崩れ落ちてしまわないか 心配である。