日本100名城 041番 駿府城(―) 静岡県静岡市葵区上の三つの写真は復元された二ノ丸東御門と巽櫓を色々な角度から撮影したもの 日本100名城 041番 駿府城(―) 文化財史跡区分(―) HOMEに戻る |
|
---|---|
(歴史)駿府城が城郭として歴史にその姿を見せるのは、もともと今川氏の居館があったとされる場所に、
天正13年(1585)に徳川家康が築城を開始したことに始まる。 この時期の駿府城は現在の城跡に比べると
一回り小さかったと考えられているが、詳細は不明である。
(100名城訪問日記)午前中に山中城を見学後、ここ駿府城へ到着したのは14時前後だったと記憶する。 実は駿府城見学後に、駿府城と同じく徳川家康をゆかりとする、国宝・久能山東照宮へも脚を伸ばそうと考えていたのだが、 ここ駿府城をゆっくり見学していたら、帰りのバスに間に合わないことがわかり、今回は久能山東照宮参拝を断念。 代わりにこの駿府城でゆっくり滞在時間をとることができ、さらに時間が余ったので、静岡駅周辺の繁華街を散策。 今までの全国各地の城巡りにおいて、その最寄駅周辺は寂れていることが多かったが、静岡駅は例外である。 駅周辺の繁華街は多くの人々で賑わっており、さすがは政令指定都市といったところだった。 駿府城へは、JR静岡駅から徒歩で10分程度。 駅前繁華街から少しだけ外れた場所にあった。
到着後、私は早速、受付で東御門・巽櫓入城券(大人200円)を買って、100名城スタンプ押印。
中に入って行くと、入口で係員に、解説イヤホンはいかがですか?と尋ねられた。
駿府城は、主に家康が隠居後に拡張し整備された城なので、前回行った鳥取城のような
血で血を洗う戦場とは無縁だったといえるだろう。
そういったことは、城内を散策していれば、雰囲気として感じ取ることができる気がする。
訪問日&撮影日 2016年02月06日
(※百名城スタンプ設置場所)東御門券売所 |
|
@復元された二ノ丸東御門 (向かって左隣に巽櫓がつづく) これら建造物は、駿府公園再整備事業の一環として、「御城内外覚書」などを基に、巽櫓は平成元年、二ノ丸東御門は平成8年に それぞれ復元された。 |
A復元された二ノ丸東御門(正面) 東御門は、櫓門・高麗門・多聞櫓からなる枡形門である。 |
B櫓門南面 |
C天守跡 かつて5層7階の天守閣があったとされる場所だが、現在はただの広場があるのみ。 |
D徳川家康像 城跡にはつきものである城主の像 E大手御門跡 かつての城の正面入口。 門の建物は現存していないが、石垣は残っている。 |
F静岡県庁別館 21階の展望台は一般開放されており、駿府城の全景を見ることができる。 |
G静岡県庁別館ビル21階展望台から見た駿府城 かつて三重の堀を持っていた城域のうち、本丸堀は明治期に埋め立てられ一部しか残っていない。 下の四角い池のようなものが、 その本丸堀の一部を復元したものである。 |
H青銅製の鯱 二ノ丸堀から出土した非常に珍しい青銅製の鯱。 出土品展示ブースに展示されている。 |
交通アクセス
JR東海道本線・東海道新幹線「静岡」駅から徒歩約10分 駐車場 駿府城公園には専用駐車場は無。周辺に有料駐車場あり 100名城巡りドライブ難易度 (★★) (★1つ)非常に易しい (★2つ)易しい (★3つ)ふつう (★4つ)難しい (★5つ)非常に難しい おすすめアクセス方法 公共機関でも自動車でも行きやすい場所にある。 住所 〒424-0855 静岡県静岡市葵区駿府公園1−1 |
地図中の41番 |