天寧寺 三重塔
重要文化財
1388年 南北朝時代
25m

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天寧寺 三重塔 Tenneiji Temple

天寧寺は、貞治6年(1367年)足利二代将軍・義詮が、父尊氏の遺志を受け継いで、普明国師を招いて建立したという。
 この塔はもともと1388年に、地元の道慶によって五重塔として建てられたものを1692年に傷みの激しい上二層を取り除いて、三重塔に改修 されたのだという。


(仏塔訪問日記)

私は友人と、某旅行会社の二日間バスツアーに参加したのだが、そのコースの一つに千光寺公園でお弁当というのがあった。
 その自由時間は50分程度。私と友人は、お弁当など後回しに、真っ先にこの塔婆に向かい、 狭い下り坂を降りていると、いきなり眼前に巨大な仏塔の相輪が見えてきた。

元々五重塔の上層部分が倒壊しそうになったのを、三重塔に作り替えたのだという、事前情報を調べた上で来たので、 南法華寺如意寺の三重塔のように均整の取れた三重塔と比べて、ある種、奇妙な違和感、あるいは異様な迫力を感じた。
 狭い高台から美しい尾道の町並みを見下ろす三重塔。この猫の額のような狭い場所に、更に巨大な五重塔が建っていたなんて、 その絶景のすごさは想像できないななどと思いつつ、千光寺公園山頂に戻って行った。


初回訪問&撮影日 2010年3月30日


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交通アクセス

JR尾道駅より徒歩15分

「ロープウェイ山ろく駅」より徒歩3分

駐車場無 (ロープウェー周辺に県・市営有料駐車場はあり)

仏塔巡礼ドライブ難易度 (―)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
電車+徒歩またはバスによるアクセスがおすすめ。
自動車で来る場合、寺には駐車場が無いので、 公営有料駐車場(絵のまち館駐車場など)に停めることになる。

(住所)
尾道市東土堂町17-29

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示



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