東尋坊タワー (〒910-0063 福井県坂井市三国町東尋坊)





2018年03月26日撮影

東尋坊タワー
高さ55m(展望台50m)
昭和39年(1964年)
全日本タワー協議会加盟タワー

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(歴史)

東尋坊タワーは、1964年(昭和39年)、日本海側で最初に建てられた海抜100m・地上50mの展望台である。  360度見渡せる大パノラマ展望台からは、白山連峰や越前海岸、日本海を一望できるが、 立地の関係上、東尋坊の岩場そのものを展望することはできない。


(タワー訪問日記)

この日は全日本タワー協議会加盟20タワースタンプラリーのうち、 既にスタンプ押印済みの名古屋タワー、ツインアーチ138、東山スカイタワーに引き続き、 クロスランドタワーと、東尋坊タワーのスタンプを押印して セントラルブロック制覇をするのを目的に、富山県、福井県方面にやってきた。
 まずは富山県小矢部市のクロスランドタワーを見学した後、電車を乗り継いで、JR芦原温泉駅に到着。  そこから京福バスの85東尋坊線下りに乗り込み、東尋坊バス停を目指した。
 当初の予定では、そのバスを途中下車し、松島水族館も見学し、そこの記念メダルも手に入れる予定だったのだが、 バスの乗客があまりにも多かったうえ、松島水族館バス停では誰も降りなかったので、もしバスの後ろの方で立っていた私が、 そこで降りようとすると、すし詰め状態の乗客を何人もかき分けて行かねばならず、メンドくさくなって断念。  この日は平日ではあったが、春休みに入っていたこともあってか、東尋坊へ向かうバスに乗る乗客の数は、 凄まじいほどの多さだった。
 実はこの東尋坊方面へは、以前に家族を連れて自動車で来たことがあったのだが、 東尋坊自体の観光客の数は、夏休み真っ只中だったこともあって、この日より遥かに多かったにもかかわらず、 駐車場に入るのに待たされるということもなく、スムーズに各観光名所を巡れた。
 だから、東尋坊周辺の観光に関しては誰がなんと言おうとも、自家用車で来ることをおすすめしたい。

とにもかくにも、「東尋坊」バス停に到着。 乗客のほとんどが、ここで降りていった。
 私は帰りのバスの時刻まで、約1時間30分もあったので、まずは、東尋坊フリーバスチケットで割引が受けられる食堂に入り、 海鮮丼を注文。 前回に来た時も、食べて、かなり美味かったので、こういう場所に来たら昼食を疎かにしがちな私も、 この日ばかりは食を優先にした。  あっという間に海鮮丼を食べ終わった私は、せっかくだから、タワーへ行く前に、 東尋坊の岩場の方へ降りていった。  岩場には観光客も多く、東尋坊クルージングの船は、多くの観光客が順番を待っていたが、 クルージングは、前回来た時に体験済みだったので今回はパス。
 いよいよメインである、東尋坊タワーの方へ歩いて行った。

 タワーは、メイン通りの少し外れにある。 メイン通りの賑やかさとはうって変わって、 ひっそりとした雰囲気で昭和風の建物の中に入ると、一階は、土産物屋になっており、 その奥に、タワーの受付があった。
 私は受付の男性に、セントラルブロックのタワーを制覇したことを伝えると、 「では、記念品と認定証をご用意しておきますので、先に展望台へどうぞ。」と言われ、 エレベーターを上り展望台へ。
 展望台では私以外誰もいなかった。
 寂れた何も無いフロアで、周囲の景色を見渡すも、 肝心の東尋坊の岩場は全く見えず、見えるのは、海の水平線と、周囲の駐車場や、低い山々ぐらい。
 私は5分と経たずに飽きてしまい、すぐにエレベーターを降りていった。
 受付に戻ると、先ほどの男性に代わって女性従業員が応対してくれた。
 そしてまず、セントラル認定証をもらい、他に、 ブロックセントラルブロック達成の記念品である、20タワーズハンドタオルと、東尋坊タワーの記念品である耳かきをもらった。
 帰りのバスの到着まで少し時間があったので、タワー1階の休憩所で缶コーヒーを飲んでくつろいでから、 バス停に戻り、帰っていった。

さて、ここ東尋坊タワーのスタンプを手に入れたことにより、20タワーズスタンプラリーの、 セントラルブロック制覇をし、先に達成した、カンサイブロックやウエストブロックのタワーと合わせて、 全国20タワー中、14タワーのスタンプ押印を果たしたことになった。  残すところ、イーストブロックの6タワー(関東4タワー、北海道2タワー)のみとなったのだが、 私の20タワーズスタンプラリーは、ここで打ち止めにしようと思う。
 その理由は、このスタンプラリーが、最初にスタンプを押印したタワーの日付から、1年間の期限付きであるという点にある。  ということは、最初に行ったのが、2017年4月29日の京都タワーだったので、 残り1ヶ月で、北海道と関東方面のタワーを制覇しなければならないということになる。  となると、そもそもは、国宝建築や100名城、仏塔巡りのついでにたまたま立ち寄ったタワーであったにもかかわらず、 タワーの見学をメインに、高い旅費を払ってわざわざ北海道や関東方面まで出向かなければならなくなり、 これでは当サイトのテーマとかけ離れたものになり、まさに本末転倒になってしまう。
 だから、残りの6タワーについては今後、どこかの史跡巡りに行ったついでに立ち寄れそうなら立ち寄る程度にしようと思う。  もちろん、認定証はもらえず、サイトに名前がでることはないが、 今一度、当サイトの主旨に立ち戻って、仏塔、国宝建築、日本100名城の三本柱をメインに、 史跡巡りをしていくつもりだ。


初回訪問日&撮影日 2018年03月26日


@東尋坊


A東尋坊観光遊覧船


Bメイン通りの売店や食堂とタワー


C東尋坊タワー展望室

このように、薄暗いフロアには双眼鏡以外何も無い。


D展望室からの眺め

見えるのは水平線ばかり。


E展望室からの眺め

海と逆方向もこのとおり、なんの面白みのない風景だ。


F記念メダル

販売機はタワー1階にあるので、入場料を払わなくても購入可能。



G20タワーズスタンプラリー ブロック別認定証

左からカンサイブロック、ウエストブロック、セントラルブロックの 各達成認定証。

交通アクセス
JR「芦原温泉駅」から京福バスで約40分、「東尋坊」バス停下車

駐車場 有料駐車場有

タワードライブ難易度 非常に易しい(★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

おすすめアクセス方法

どちらでもかまわないが、バスによるアクセスは非常に混み合うので注意。

住所
〒910-0063 福井県坂井市三国町東尋坊

地図23番

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