日本100名城 076番 徳島城(―) 徳島県徳島市




日本100名城 076番
徳島城(―)
国指定史跡 国指定名勝
写真上は黒門枡形
写真下は鷲の門(平成元年に再建されたもの)

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(歴史)

徳島城の築城者は、徳島藩藩祖の蜂須賀家政である。 家政は、豊臣秀吉から阿波国を与えられ、吉野川河口に、城山(本城部)と、山麓(御殿)から成る 中世風近世城郭を築いた。
 初代天守は、元和年間(1615〜24)に取り壊されたとされ、その後の天守は、山頂本丸部ではなく、一段下がった東二の丸に建てられて、 明治時代まで現存していた。
 表御殿庭園、緑色片岩で積まれた石垣などが現存している。


(100名城訪問日記)

『とくしま好きっぷ2000』を利用して、南海電鉄「天下茶屋」駅から「和歌山港」駅まで電車に乗り、和歌山港から南海フェリーに乗り、 徳島港に到着。 そこからバスに乗り、徳島城まで来る。
 ますは鷲の門をくぐり、内堀と石垣を横目に黒門枡形を通り、100名城スタンプ設置場所である徳島市立徳島城博物館へ。
 受付で押印を済ますと、係員の方が、館内と、表御殿庭園の解説をしましょかと尋ねてきたので、この日の見学は徳島城のみで、 時間が十分あったこともありお願いしてみた。
 その係員は、私一人のために、館内の展示物や資料の一つ一つを大変丁寧に解説してくださり、気づいた時には館内に入ってから約2時間も経過していた。  そこまで時間をかけて説明してくれて、大変ありがたかったのだが、さすがにこれ以上はお昼を食べたり、 他に徳島市内を散策する時間が無くなってしまうので、途中で終了してもらった。  結局最後まで説明を聞いたら、一体何時間必要だったのだろう・・・?  徳島城以外に一日に何カ所も見学する計画を立ててる人は、博物館係員の説明は受けない方が賢明だろう。
 その後、徳島城城山部分を見学し、徳島城見学を終えた。

ところで、何度か徳島市内には来たことがあったのだが、県庁所在地とは思えないほど、レストランや食堂などといった外食できる場所が少なかったのを覚えている。
 今回はそのことを知ったうえで来たので、食べることに関しては、それほど期待してなかったのだが、 やはりその予想は的中し、外食できる店といえば、徳島駅前のターミナルビルやそごう百貨店内にちらほらとある程度だった。
 結局私は徳島市内では食事をせず、帰りの南海フェリー船内で、自販機のカップヌードルカレー味を食べた・・・。
 あちこち食堂を探し回った後に、船内で食べたカップヌードル。
 それは今まで生きてきて最も美味しいものだった。

初回訪問日&撮影日 2015年09月02日

(※百名城スタンプ設置場所)
徳島市立徳島城博物館受付カウンター

@道路側から見た鷲の門

明治8年(1875)の解体後も唯一残されていたというが、昭和20年(1945)の戦災で焼失。 現在のものは平成元年に再建されたものである。


A内側から見た鷲の門


B内堀と石垣


C黒門枡形


D徳島市立徳島城博物館

100名城スタンプ設置場所


E内堀と石垣


F旧徳島城表御殿庭園

枯山水庭と、築山泉水庭の2種類の庭からなる。 国の名勝庭園に指定。


G義伝公踏み割り石

庭園内には真ん中が割れた細長い石(写真中央)がある。 これは「義伝公踏み割り石」といい、 初代藩主蜂須賀至鎮が毒を飲まされた時、悔しさのあまり石を踏み割ったという伝説によるものだという。

交通アクセス

JR徳島線・牟岐線「徳島」駅から徒歩8分

駐車場 徳島中央公園駐車場があり

ドライブ難易度
非常に易しい(★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
どのアクセス方法でも問題ない

住所
〒770−0851 徳島県徳島市徳島町城内1 他

地図中の76番

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