朝護孫子寺 多宝塔 Tyogosonshiji Temple

聖徳太子ゆかりの寺院として有名な朝護孫子寺だが、創建の時期や経緯については不明である。 『信貴山縁起絵巻』の中巻では、命蓮上人が醍醐天皇の病を命蓮が法力で治したという話が語られており、そのことにより、 天皇、朝廟安穏・守護国土・子孫長久の祈願所として「朝護孫子寺」の勅号を賜ることになったということらしい。


(仏塔訪問日記)

この多宝塔は、江戸時代に建てられた本格的造りのものである。

信貴山朝護孫子寺で最も有名な国宝「信貴山縁起」絵巻は、現在は奈良国立博物館に原本が寄託されており、 朝護孫子寺霊宝館には複製が展示されてあった。

日本の漫画のルーツとして、平安時代から存在していたとは、なかなか興味深かった。


初回訪問&撮影日 2010年03月29日


交通アクセス

近鉄生駒線「信貴山下駅」より奈良交通バス信貴山行き終点下車

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所

奈良県生駒郡平群町大字信貴山2280-1
おすすめアクセス方法

可能なら自動車によるアクセスがいい。アクセスしてくる方角によっては多少細道があったりして 分かりにくい場所があるので、カーナビがあった方がいいかもしれない。