大阪府咲洲庁舎(旧称 WTCコスモタワー)
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(歴史)大阪府咲洲庁舎は、大阪市住之江区南港北にある高さ256.0m、地上55階・地下3階建ての超高層ビルである。
愛称は「さきしまコスモタワー」。 旧名称は、大阪ワールドトレードセンタービルディングで、
大阪市港湾局が中心となって1988年(昭和63年)に策定した「テクノポート大阪」計画に基づき、第三セクター方式で、
1995年(平成7年)に建設された。 略称は「WTC」。
そのため「WTCタワー」とも呼ばれた。
(タワー訪問日記)この大阪府咲洲庁舎は、「さきしまコスモタワー」という愛称で呼ばれているものの、
厳密に言えばタワーではなく、超高層ビルである。
ところで、大阪府下(特に大阪市内)には100mを超す高層ビルが数え切れないほど林立しているが、この大阪府咲洲庁舎のように、
200mを超す超高層ビルとなると、実はたったの6棟しかないのをご存知だろうか(2017年4月現在)。
と、唯一、北浜タワーのみが、大阪市中心部に位置するものの、それ以外は、 その距離の差こそあれ、梅田・中之島といった市内中心部から離れた場所に建っている。 なぜ大阪市内中心部には、200m超クラスの超高層ビルが皆無なのか?
はたしてその航空法による高さ制限があることにより、大阪市内の超高層ビルの数は、他の大都市と比べて少なくなってしまったのだろうか? その答えは全くの逆である。 東京のように200m超クラスの超高層ビルが自由に建てられないならばと、 大阪市内では代わりに、100m〜199mクラスの高層ビルが数え切れないほど建設されるようになり、 結果、梅田・中之島エリアの高層ビルの数が東京の新宿エリアを抜いて日本一になり、さらに、 超高層ビルの高さの合計ポイントでも新宿エリアを抜いて日本一になってしまう結果となったのである。 大阪府内に住む私は、長らく大阪市内の超高層ビルの増加を気にしていなかったが、
久しぶりに市内中心部から少しだけ離れた南港にあるこの『コスモタワー』の展望台に登り、
梅田・中之島を中心とした市内中心部の超高層ビル群を見たとき、
十数年前に同じ『コスモタワー』から見た景色と比べて、そのあまりの変わり様に、少し驚いてしまった。
残念ながら、その超高層ビル群の写真は、カメラに収まりきらなかったので紹介できないが、 『コスモタワー』を含めた大阪市内のビル群の凄さを知るには、 生駒山や箕面の山など、郊外の山々に登って、そこから市内全域を眺めたほうがよくわかるだろう。 初回訪問日&撮影日 2017年04月10日
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交通アクセス
南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」より徒歩3分 駐車場 周辺に有料駐車場多数有 タワードライブ難易度 非常に易しい(★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい おすすめアクセス方法 電車によるアクセスがおすすめだが、駐車場代を払っていいなら自動車でもいい。 住所 大阪市住之江区南港北1丁目14-16 |
地図4番 |