大福光寺 多宝塔
重要文化財
(室町時代中期)
13.27m

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大福光寺多宝塔 (Daihukuko-Temple)

大福光寺の創建は延暦年中(782-806年)とされ、京都・鞍馬寺の中興の祖峯延(ぶえん)上人が開山したという。
 もとは現在地より北東約2Kmの空山(深山)に建てられていたが、足利尊氏の信仰により嘉暦二年にこの地に移されたという。
 天正年間、明智光秀の丹波攻めの時に兵火に遭い多くのお堂は焼失したが、本堂(毘沙門堂)と多宝塔は今も当時の姿を残しており、共に重要文化財に指定されている。


(仏塔訪問日記)

カラフルで縦長なこの塔は一見すると、昭和平成に建てられた多宝塔と区別がつかないが、室町時代に建てられた非常に古く価値のある塔である。

道中にはたて看板などは出ておらず、一見、どう考えても曲がった先には重要文化財の多宝塔など 無いであろうというような、交差点を曲がった先にあったので、非常に見つけにくかった。

駐車場は無いが、手前に広いスペースがあるので、そこに車を止めさせてもらい、数分間写真を撮ってると、近くの農家の人が不思議そうに こちらを見ていた。


初回訪問&撮影日 2010年6月20日


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本堂(重要文化財)


本堂と多宝塔

多宝塔(重要文化財)
交通アクセス

JR 山陰本線「下山」より徒歩25分


駐車場無

仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
駐車場は無いが、周辺に広いスペースがあり駐車できるので自動車がおすすめである。 カーナビがあると楽だが、無ければ目印等が一切無く分かりにくい場所にあるので注意が必要である。

(住所)
京都府船井郡京丹波町下山岩ノ上

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示



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