金剛輪寺 三重塔
重要文化財
(1246年 鎌倉時代)
22.1m

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金剛輪寺三重塔 (Kongorinji Temple)

金剛輪寺は天平13年(741年)聖武天皇の勅願によって行基が開いた。
 平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山、 天台密教の道場とされて以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となり、鎌倉時代に入ってからは近江の豪族の保護によって発展した。
 この三重塔の建立年代は1246年(寛元4年)だが、明治維新による寺院の衰退などにより、初層、二層のみを 残す無残な姿だったという。昭和49年から解体修理が始まり、現在の見事な姿を取り戻した。


(仏塔訪問日記)

広い境内には三重塔以外にも、国宝本堂や、名勝庭園、千体地蔵など、数多くの見所がある寺である。
 三重塔に関しては、同じ湖東三山の一つであり、修復の際に参考にしたという、西明寺三重塔にも 勝るとも劣らないほど、荘厳な感じがした。
 しかしその写真の撮りにくさという点では、私の今まで訪れた仏塔の中では、ダントツ一位だった気がする。
 本堂近くの広いスペースから見上げて撮ろうとすると、大木がかぶさって上手く撮れなかったし、 三重塔の真下から撮ると上部が全く見えない超見上げたアングルの写真になってしまう。

私のカメラの腕では、この三重塔の素晴らしさを伝えられないのが、非常に残念である。


初回訪問&撮影日 2010年5月15日


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本堂(国宝)



二天門(重要文化財)


初層開扉


千体地蔵


真下の狭いスペースから見上げた三重塔


本堂から見た三重塔(重文)
交通アクセス

JR稲枝駅より彦根観光バス「金剛輪寺行き」乗車(平日のみ運行)
もしくは、JR稲枝駅よりタクシーで15分

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
バスは平日のみで便も少ないようである。
広々した駐車場があるので自動車が行きやすい。

(住所)
〒529-1202 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示

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