金胎寺 多宝塔 重要文化財 (1298年 鎌倉時代) 13.9m HOMEに戻る 重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る |
金胎寺 多宝塔 Kontaiji Temple金胎寺は白鳳4年(675年)役小角(役行者)の開基と伝わる。その同年に役小角(役行者)によって開かれたといわれる鷲峰山には
奇岩怪石が多く、古くから山岳修行の場として
崇拝されてきたようである。
(仏塔訪問日記)今回は運動のために仏塔見学を兼ねて鷲峰山登山道を歩いて行ってみる事にした。
1298年という国宝に指定されていてもおかしくないくらい、古くて 貴重な多宝塔が、こんな山林の厳しい環境の中で立ち続けているなんて、驚きの一言である。 結局、行きの山道と、金胎寺境内、帰り山道で出会った人の数はゼロ・・・。 「こんな場所で、猛獣やスズメバチ、あるいは変質者に出会ったらどうしよう・・・」。と、終始不安な気持ちでの山登りだった。 かつて金胎寺は、こんな山深い場所で、58もの坊舎を有するほど繁栄していたのが、うそのような静けさだった。 初回訪問&撮影日 2010年09月29日
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@原山バス停付近登山口 A鷲峰山の麓の茶畑の中を歩く B登山途中にある休憩所 Cいつしかこんなに高い場所に Dどんどん山深くなる |
Eやっと山門らしき場所に到着 Fと思ったらここは行場巡りコースの入り口 Gさらに登ると本堂へ Hやっと多宝塔との対面 I多宝塔(重要文化財) |
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交通アクセス
JR加茂駅より奈良交通バスで原山下車、徒歩約1時間 駐車場無(自動車で行く場合は寺から数百メートル手前の路肩などの駐車スペースにとめる。) 仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に難しい(★★★★★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい (おすすめアクセス方法) 原山バス停から1時間の登山道は、普段運動していない人にはキツイが、 山登りを趣味としている人にすればどうってことはないだろう。 ただし、この登山道からお寺にかけては、ほとんど人に出あわない。それだけに、 特に女性や子供、お年寄りなどが一人で行くのは危険である。 自動車の場合、鷲峰山林道を通って行くことになるのだが、そこは非常に狭い道がえんえんと続く上に、行き先看板もあまり出ていない。 そして寺には駐車場もないので、路肩などのスペースにとめてそこから数百メートル歩かなければならない。 (住所) 京都府相楽郡和束町原山 |
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