金胎寺 宝篋印塔 Kontaiji Temple

金胎寺は白鳳4年(675年)役小角(役行者)の開基と伝わる。その同年に役小角(役行者)によって開かれたといわれる鷲峰山には 奇岩怪石が多く、古くから山岳修行の場として 崇拝されてきたようである。
 この石造宝篋印塔には、正安2年(1300年)の銘がある。


(仏塔訪問日記)

私は木造の仏塔をメインに写真を撮っている。石造の仏塔は見ても素通りすることが多かった。 今回は苦労して、685m鷲峰山を登りやっと到着した山頂に、この石造塔が建っていた。 それ程苦労してたどり着き、しかも重要文化財であるこの宝篋印塔を、ホームページに載せない 理由はないと思い、他の木造塔同様に、あげさせていただいた。

それにしても行き帰りの道中と、頂上には誰もおらず、たて看板も少ないので、迷ってしまったら 大変である。 私は、携帯用カーナビを車からはずして持ってきたから、迷うことなく来れた。

ここを登山する場合は、水筒(自動販売機が無い?)と、携帯カーナビもしくは、道がはっきり分かる地図は必需品じゃないかと思う。

→金胎寺多宝塔


初回訪問&撮影日 2010年09月29日


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交通アクセス

JR加茂駅より奈良交通バスで原山下車、徒歩約1時間

駐車場無(自動車で行く場合は寺から数百メートル手前の路肩などの駐車スペースにとめる。)

仏塔巡礼ドライブ難易度 非常に難しい(★★★★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

(おすすめアクセス方法)
原山バス停から1時間の山道は、普段運動していない人にはキツイが、 山登りを趣味としている人にすればどうってことはないだろう。
ただし、この登山道からお寺にかけては、ほとんど人に出あわない。
それだけに、特に女性や子供、お年寄りなどが一人で行くのは危険である。

自動車の場合、鷲峰山林道を通って行くことになるのだが、
そこは非常に狭い道がえんえんと続く上に、行き先看板もあまり出ていない。 そして寺には駐車場もないので、路肩などのスペースにとめてそこから 数百メートル歩かなければならない。

(住所)
京都府相楽郡和束町原山

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