密蔵院 多宝塔 重要文化財 (室町時代前期) 16.5m HOMEに戻る 重要文化財の仏塔画像ギャラリーに戻る |
密蔵院 多宝塔 Mitsuzo-In Shrine嘉暦3年(1328年)慈妙上人によって開山された密蔵院は、最盛期には全国に700余りの末寺を有し、 3,000人を超える修行学侶がいたという。戦国時代以降は衰退したが、この多宝塔は、往時の隆盛を偲ばせる非常に貴重な塔である。 (仏塔訪問日記)多宝塔は、天台宗や真言宗の寺院に多く見られるが、とりわけ愛知県は、多宝塔が多いことで知られている。
他の多宝塔に比較して屋根の反りが急で、軒の出が深いその姿は、日本一美しい多宝塔として名高い、国宝『石山寺多宝塔』を彷彿させる。 ただしこの多宝塔の、長い年月を経たことによる木地が黒ずみは半端じゃないく、撮影の際には、相当近づいて、見上げたアングルじゃないと、
その軒裏の緻密な木組が真っ黒に写ってしまい、離れて塔全身を撮ろうとすると、影絵のように真っ黒に撮れてしまうという、かなりカメラマン泣かせな仏塔だといえる。
初回訪問&撮影日 2011年03月02日
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近づいて見上げて撮ると木組みも撮影できるが・・・ |
少しでも離れるとこのように真っ黒に・・・。 |
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交通アクセス
JR中央本線「春日井駅」か「神領駅」から徒歩約20分 駐車場有 仏塔巡礼ドライブ難易度 ふつう(★★★) ★1つ→非常に易しい ★2つ→易しい ★3つ→ふつう ★4つ→難しい ★5つ→非常に難しい (おすすめアクセス方法) 多少狭い道を通らなければならないが、自動車で行くのが楽である。 駅から20分程度なら歩いてもいいと言う人は電車で来てもいい。 (住所) 〒486-0822 愛知県春日井市熊野町3133 |
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