妙成寺は、日蓮上人の孫弟子である日像が開祖とされる。 その後、1582年に前田利家から寺領の寄進を受けて以降、加賀藩前田家からは厚い庇護を受けて繁栄しており、五重塔をはじめ現存する建造物のほとんどがその頃の建立である。

（仏塔訪問日記）

関西地区以外で、大阪から車で日帰りで行ける寺院を色々検討したところ、石川県のこの妙成寺に行き、帰りに那谷寺と清大寺に 立ち寄りながら帰ってくるルートを思いついた

妙成寺には重要文化財の建造物が10棟もあり、まさに重文建造物のデパートのようである。 私は、仏塔以外の建物の写真は省略することが多いのだが、せっかくわざわざ大阪から片道５時間もかけて来たことだし、 すべての重文建造物の写真を撮って載せてみた。

五重塔は塔身が細く、関西ではあまり見かけないタイプの塔だった。塔身が細く逓減が小さいことにより、近くに寄るとまるで、 上重が迫ってくるような迫力を感じた。

行き帰りの有料道路から見える日本海の風景もなかなかの ものでたまにはこういう遠い場所に来るのもいいものである。

次は静岡県や山口県、愛媛県あたりへの、仏塔巡り日帰り弾丸ドライブを検討中である。