日本100名城 045番 岡崎城(龍城) 愛知県


日本100名城 045番
岡崎城(龍城)
市指定史跡
天守 1959年 昭和34年再建

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(歴史)

15世紀中頃、西郷弾正左衛門頼嗣が現在の位置に初めての城を築き、のちに家康の祖母である 松平清康が入場し本格的な岡崎城を構えた。 1542年(天文11年)12月26日、徳川家康はここ岡崎城内で誕生。
 江戸時代、岡崎城は「神君出生の城」として神聖視され、歴代譜代大名が城主となった。
 天守は明治初期に取り壊され、現在の天守閣は1959年(昭和34年)に復元されたものである。


(100名城訪問日記)

今回は青春18きっぷを使い、「岡崎城」→「随念寺」「名古屋城」というルートで観光する計画を立てた。  今回の青春18きっぷは、3月1日から4月10日までで、この期間内に一人で5回分も使用できる予定がなかったので、 それほど城に興味がない友人を、半ば強引に誘って同乗させて2回分使用することができた。
 着いてみると、岡崎城はなかなか立派な城だった。
 行きの電車内では、辞書のように分厚い漫画を読んでいたかと思えば、次の瞬間にはいびきをかいて寝ていたその友人も、すっかり目が覚めて、鼻の穴を膨らませて興奮気味に写真を撮りまくっていた。

現在の天守は昭和に再建されたものであり内部は博物館になっているのだが、展示物を見るうちに元々の城は明治時代の廃城令で取り壊されてしまったということを知る。
 徳川家康誕生の地であり、歴代大名に神聖視されてきた非常に貴重な建物も、明治政府のお偉い方たちにとっては、旧時代の古臭くて邪魔な建物でしか なかったのだろうか?
 今でこそ国宝であり世界遺産として大事にされているあの「姫路城」ですら、一歩間違えば、この廃城令の下に取り壊されていたかもしれないという。  いや、それどころか、現存12天守など一つも存在していなかったかもしれない。
 つくづく明治政府の人間たちの先見の明の無さというか、先人たちの築き上げてきた日本の伝統建築美術を蔑にしたその姿勢には、鳥肌が立つほど 腹が立つ。

そんなこんなで私たちは、次の目的地である「随念寺」へ徒歩で向かった。


初回訪問日&撮影日 2012年03月04日

(※百名城スタンプ設置場所)
天守1階


交通アクセス

名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から徒歩15分

駐車場 有

100名城巡りドライブ難易度 (★)

(★1つ)非常に易しい
(★2つ)易しい
(★3つ)ふつう
(★4つ)難しい
(★5つ)非常に難しい

おすすめアクセス方法
どのアクセス方法でも問題ない

住所
愛知県岡崎市康生町561岡崎公園内

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