成田山新勝寺 三重塔
重要文化財
(1712年 江戸時代)
25m

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成田山新勝寺 三重塔 Shinsyoji Temple

成田山新勝寺は、天慶3年(940年)朱雀天皇より「平将門の乱」平定の勅命を受けた寛朝僧正によって開山された。
 この三重塔は、茨城県薬王院三重塔と同じ桜井瀬左衛門安信の1712年作であり、おおむね和様であるが、江戸中期以降の仏塔に 見られる装飾過多の早い時期の例として知られている。


(仏塔訪問日記)

現存するすべての重要文化財の仏塔の中で、最も派手な極彩色で彩られた三重塔ではないだろうか。 以前に行った兵庫県の『酒見寺多宝塔』もなかなかの極彩色だったが、それでもこの新勝寺三重塔ほどではなかった。

この彩色に関しては後年に復元されたものらしいが、元々こういう極彩色だった仏塔が、他にも多数存在したのかもしれない。

この成田山新勝寺は、全国に数多くの別院を持つ大寺院であり、私の住む大阪では『成田山大阪別院明王院』 が馴染みが深い。この大阪別院は、京阪電車が成田山新勝寺に、大阪の鬼門に位置し住宅地として人気が無かったその京阪電鉄沿線に、 その建立を依頼したという経緯をもつ。

新勝寺は、そういった成田山総本山であるだけあって、初詣参拝客数ランキングで、常に上位に位置する非常に人気のある寺院である。


初回訪問&撮影日 2010年12月12日


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交通アクセス

JR「成田駅」京成線「成田駅」から徒歩10分

駐車場周辺に有

仏塔巡礼ドライブ難易度
易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

住所
〒286-0023千葉県成田市成田1番地
おすすめアクセス方法

電車でも自動車でも問題ないが、初詣その他、混む時期に 自動車はおすすめしない。