朝光寺多宝塔 Chokoji Temple

伝承によれば、651年、法道仙人が権現山に開基したといわれる。 現在地に移転したのは、平安末期1189年(文治5年)ということである。
 現存する多宝塔は、関が原の戦いの1年後の1601年に姫路城主、池田輝政により再建されたという。


(仏塔訪問日記)

当初、この朝光寺多宝塔は兵庫県指定の重要文化財だと認識してこの寺院に来た。しかし、入り口の看板を見ると、国指定の重要文化財の 鐘楼と並んで、平成十四年に国指定の重要文化財に指定されたとの文字が。

これは私のチェック不足だったと思うと同時に、この多宝塔を他の重要文化財の仏塔と同等に、あらゆる角度から念入りに写真におさめて 家路に着いた。

しかし、家に帰って色々なネットや文献で調べても、朝光寺多宝塔が、県指定重要文化財から国指定の重要文化財に格上げされたとの 情報を得ることが出来なかった。

はっきりした情報を得ることが出来なかった以上、『その他の仏塔』の項目にこの塔を加えたが、あの看板は一体なんだったんだろう?

なんにせよ、国宝本堂(1428年建立)をはじめ、この多宝塔も非常に荘厳で、素晴らしかったことには間違いはない。


初回訪問&撮影日 2010年10月30日


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本堂(国宝)


本堂(国宝)



謎の建造物

鐘楼(重要文化財)

多宝塔(県指定重要文化財)

この看板には多宝塔は鐘楼と並んで、
国指定の重要文化財となっているが・・・
交通アクセス

加古川線「社町駅」から神姫バス 朝光寺口下車徒歩50分

駐車場 あり

仏塔巡礼ドライブ難易度(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

住所

兵庫県加東市社町畑609
おすすめアクセス方法

自動車のアクセスがおすすめである。