国宝 醍醐寺金堂 (京都府)



醍醐寺(真言宗醍醐派)
金堂
国宝
1600年(慶長05年)

国宝建造物データ一覧に戻る

HOMEに戻る

(歴史)

874年空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに、 如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付け、後に「上醍醐」と呼ばれるようになる。  本堂や五重塔周辺の大伽藍は、後に醍醐天皇が醍醐山麓の広大な平地に発展させた「下醍醐」と呼ばれる場所であり、 上醍醐と下醍醐は険しい山道で隔てられ、徒歩で一時間は有するという。
 この金堂は醍醐天皇の勅願により創建された。延長四年(926年)に竣工、当時は釈迦堂と称せられていたが、文明年間の兵火により焼失。 慶長五年(1600年)太閤秀吉の遺志を継承した秀頼が仁王門と共に紀州湯浅より移建したものである。 


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

国宝五重塔が有名な醍醐寺だが、この金堂も創建当時のものではないとはいえ非常に貴重な建造物である。 この撮影日当時は、 仏塔に興味を持ち始めた時期であり、五重塔の撮影に必死になりすぎて金堂をはじめ、他の建造物の撮影が疎かになっていた気がする。
 次は上醍醐も含めた醍醐寺一帯をくまなく散策し、国宝重文建造物の数々を写真におさめたいと考えている。


初回訪問日&撮影日 2010年03月27日

(※国宝建造物撮影ポイント)
 正面をはじめ、色々な角度から自由に撮影可能




アクセス
地下鉄醍醐駅より徒歩10分

(JR・京阪・地下鉄)山科駅より京阪バス「醍醐三宝院」下車すぐ

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
地下鉄醍醐駅からなら、徒歩で10分程度なのでおすすめである。
自動車は、特に桜の時期になると大混雑が予想されるので
あまりおすすめできない

〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22


国宝建造物データ一覧へ戻る

HOMEに戻る

より大きな地図で 日本国宝建造物マップ を表示