国宝 長谷寺本堂 奈良県桜井市


長谷寺
本堂
国宝
1650年(慶安03年)

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(歴史)

寺伝によると朱鳥元年(686年)、道明上人が天武天皇の病気平癒を願い、銅板法華説相図を納めたのが長谷寺の始まりである。
 のち神亀04年(727年)、徳道上人が聖武天皇の勅願により、本尊十一面観世音菩薩を東の丘(現在の本堂の地)に祀ったというが、 ここまでの歴史ははっきりせず、伝承の域を出ないようである。
 天正16年(1588年)、専誉僧正が入山し、現在の真言宗豊山派が大成された。
 本堂は、徳川三代将軍家光の寄進によって、慶安3年(1650年)に建立。 入母屋造の正堂と礼堂からなる双堂形式で、前面に 懸造りの舞台が付いている。


実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


(国宝建造物訪問日記)

長谷寺は四季により色々な花が咲き乱れる美しい寺院である。 傾斜地に建てられた本堂は、 清水寺本堂と同じく懸造(舞台造)になっている。 周りには木々が生い茂り、全体像を撮影するのは不可能に近かった。


初回訪問日&撮影日 2011年06月15日

(※国宝建造物撮影ポイント)

色々な方向から自由に撮影可能だが、本堂全体像を撮影するのは難しいかもしれない。


長谷寺五重塔

長谷寺本堂(国宝)

長谷寺本堂(国宝)

登廊(重要文化財)
アクセス
近鉄大阪線「長谷寺」駅を下車、徒歩15分

駐車場 門前に有料駐車場あり

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

★1つ→非常に易しい
★2つ→易しい
★3つ→ふつう
★4つ→難しい
★5つ→非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
自動車でも電車でも問題ない

住所
〒633-0193 奈良県桜井市初瀬731-1


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