常楽寺 三重塔
国宝
(1400年 室町時代前期)
23.3m

国宝の仏塔画像ギャラリーに戻る

国宝建造物一覧へ戻る

HOMEに戻る

常楽寺 三重塔 (室町時代)

常楽寺は和銅年間(708)良弁が開基した阿星寺五千坊の中心寺院の一つであり、鎮護国家、鬼門除けのために元明天皇の勅命 により創建された。
 元々の三重塔は、1260年に創建されたとされるが、現在の塔は、僧・慶禅によって1400年に創建された ものである。


(訪問日記)

この寺院は、本堂と三重塔が国宝に指定された、湖南三山(国宝)の一つの寺院である。

この三重塔の周りには、近江西国観音石仏が、1番から33番、番外が配され、全てをお参りすると 近江西国一周しただけのご利益があるかもしれません(?)と、意味深な建て看板があったので、 すべてを回ってみた。

実際にご利益があったのかどうかは分からないが、石仏をお参りしながら、様々な角度の三重塔の写真を撮る事ができた。

室町前期の代表的和様仏塔であり、天台宗寺院の三重塔で最大(23.3m)を誇るこの塔は、 小高い丘に建っており、本堂越しに見る風景が秀逸だった。



初回訪問&撮影日(2010年6月12日)


国宝の仏塔画像ギャラリーに戻る

国宝建造物一覧へ戻る

HOMEに戻る

実験的企画 国宝建築評価チャート図

国宝建築の能力値をサイト管理人が独断と偏見で点数化

(※)評価基準

○歴史 建造物の建立された年代の古さを点数化したもの。
 飛鳥時代以前(20点)、奈良時代(19点)、平安時代(18点)、 鎌倉時代(17点)、南北朝時代(16点)、室町時代(15点)、戦国時代(14点)、安土桃山時代(13点)、江戸時代前期(12点)、 江戸時代後期(10点)、明治時代(8点)、大正時代(6点)、昭和時代前期(5点)、昭和時代後期(3点)、 平成時代以降(1点)

○迫力 建造物の巨大さ、あるいは見た目の迫力を点数化したもの。

○美しさ 見た目の美しさを点数化。

○希少性 その意匠や形式などが同じ分類である建造物の現存例の少なさを点数化。

○おすすめ度 管理人のおすすめ度を点数化。主に観光満足度、その他、インパクトなどを重視。

以上はすべて、正式なものではなく、管理人の独断と偏見による評価である。


本堂(国宝)


三重塔(国宝)

石灯篭(重要文化財)


近江西国観音石仏
交通アクセス

JR草津線「石部駅」下車4キロ(タクシー約10分)

駐車場有

仏塔巡礼ドライブ難易度 易しい(★★)

(★)・・・・・・・・・・非常に易しい
(★★)・・・・・・・・易しい
(★★★)・・・・・・ふつう
(★★★★)・・・・難しい
(★★★★★)・・非常に難しい

仏塔巡礼おすすめアクセス方法
道がよく立派な駐車場があるので、自動車が行きやすい
拝観は要予約である。詳しくは公式HPで

住所 520-3121 滋賀県湖南市西寺6-5-1

より大きな地図で 日本国宝&重文指定仏塔マップ を表示

国宝の仏塔画像ギャラリーに戻る

国宝建造物一覧へ戻る

HOMEに戻る